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2010年11月10日に「南部孝一の歴史再発見」というホームページを開設しました。


 現在、映画化に向け①「闇を裂く道(仮題)」②「文學カヲル三嶋~青春ノ太宰治~」のプロットを執筆していますが、それぞれを調査をしていくうちに、三島の奥深さをあらためて知り、その内容がブログに収まりきらないことを痛感しました。
 そこで、再調査して判明した知られざる歴史を加筆、再構成してホームページに発表することにしました。
 
 また、作品とは直接関係のないエピソードの中で、筆者が興味を惹かれたものを、随時、追加していきたいと思います。

①「森永製菓の創始者、森永太一郎翁と三島との関わり」
②「国産第1号のペニシリンが製造されたエピソード」
③「金鵄ミルクとキリスト教」(イチゴの季節になると活躍するコンデンスミルクをアメリカの製造技術をいち早く導入して製造した花島兵右衛門翁)
④「ヘダ号と日本造船技術の夜明け」(幕末、アメリカのペリーと同じく開国の交渉(「日露和親条約」)に来ていたロシアのプチャーチン提督が乗船していた軍艦「ディアナ号」の沈没事故と国産第1号となる軍艦「ヘダ号」の建造の物語。)

その時代に生き偉業を成し遂げた先駆者や先覚者たちの息吹を感じていただければ幸いです。


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別件で、1980年前後の世相、風俗などを調査して以来、ハマっている曲です。
 音楽には詳しくない筆者ですが・・・ひとつは、当時、イギリスで隆盛を極めていた「2トーン(Two Tone)スカ」というジャンル。もうひとつは、日本のテクノポップの音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ」です。
 1980年のいえば、およそ30年前になります。どちらも同じ時代に発表されていますが、聞き比べてみて、みなさんはどう思いますか?

〇「マッドネス(Madness)(活動期間、1976年~1986年、1992年~現在)」

 1980年代に活躍したイギリスのスカバンド。日本ではホンダ・シティのTVCMに出演し、一躍有名になった。


「ONE STEP BEYOND」

〇「ザ・スペシャルズ (The Specials) (活動期間、1977年~1981年、1994年~1999年、2008年~)」

 イングランドの2トーンバンド。1970年代後半から活動を始める。2トーンスカと呼ばれるジャンルの草分け的存在。


「The Specials - Gangsters」

「2トーン(Two Tone)スカ」

「1970年代の英国でパンクとスカが融合してできた音楽のジャンル。」
1970年代末には、イギリスでモッズスタイル、パンク・ロックとスカを融合した荒々しいサウンドの2トーン・スカが隆盛。主なバンドとしてマッドネス、スペシャルズなどがある。」

「スカ」

「スカ (Ska) は、1950年代にジャマイカで発祥したポピュラー音楽のジャンル。2、4拍目を強調したリズムが特徴。」


〇「イエロー・マジック・オーケストラ(Yellow Magic Orchestra)(活動期間、1978年~1983年、1993年、2007年)」

「1978年に結成された日本の音楽グループ。略して「YMO」(ワイ・エム・オー)と称する。テクノポップと呼ばれるジャンルを代表するグループである。」

「メンバー」

「細野晴臣 (ベース)、高橋幸宏 (ヴォーカル、ドラムス)、坂本龍一 (キーボード)」

※テクノポップ(Technopop/Techno Pop)は、シンセサイザー・シーケンサー・ヴォコーダーなどの電子楽器を使ったポピュラー音楽で、1970年代末に出現した。


「テクノポリス (1979年10月25日)」


「ライディーン (1980年6月21日)」

資料は「ウィキペディア フリー百科事典」より引用しています。
「Mr.サンデー(フジテレビ系)」(2010年9月26日(日)22時00分~23時15分放送)

秋の特別企画「業界No1 勝者の法則スペシャル」から

※放送された内容から「B-1王者の街 驚きの現実」のみを採録して再構成しています。

 一週間前に行われた「B-1グランプリ」。来場者は2日間で約43万人(前年比63%UP)という「食」の祭典としてはメジャー級に成長しました。
 「Mr.サンデー」は、大会でゴールドグランプリを獲得した「みなさまの縁をとりもつ隊 「甲府鳥もつ煮」」の地元、山梨県甲府市を訪れます。

あの日から一週間・・・

ナレーションは、石井正則(アリtoキリギリス)さん。

N「はじめての週末をむかえた甲府市には信じがたい光景が待っていた。」

とあるお店の前は大行列、駐車場は満車状態。入りきれない車が列をなしている。

N「B-1グランプリ優勝から一週間。はじめての週末をむかえる甲府市はどうなっているのか?「鳥もつ煮」で有名な老舗おそば屋さんを訪ねてみると・・・。」

〇「老舗おそば屋さん(奥藤本店)」「株式会社 奥藤本店」(山梨県甲府市国母7-5-12)

店頭には大行列が出来ている。

リポーター「ものすごい人が並んでいます。駐車場がいっぱいで外に出ますと・・・入りきれない・・・すごいですね。入りきれない車!何台あるんでしょうか?「甲府鳥もつ煮」渋滞です。」
N「そのナンバーは、驚く程、広範囲だ。」

行列に並んでいる若い男性2人組。

男性「今日は名古屋から来ました。」

別の中年の男性。

中年男性「青森から来ました。」

N「90分待ちという行列を辿ると、あちらこちらでも「鳥もつ煮」を突っつく姿。・・・実は60年前に「鳥もつ煮」をはじめたのは、こちらの先々代だったという。以来、街に広まり、そば屋さんの名物となっていた「鳥もつ煮」。・・・だが、今や街中の飲食店が猛アピール。」

〇どのお店の店頭にも「鳥もつ煮」の張り紙が目立つ。

N「中にはこんな店も・・・。」

〇「とあるお店」

Q「優勝して話題になって・・・。(「鳥もつ煮」をはじめた?)」
女性店主「はい。そうなんです。お客さんの影響でしょうね。お店に入って来ると「鳥もつ」ありますか?とか。言われてね。じゃあ。やってみようかということで。」
N「ひとつのイベントが街を変える。鳥肉卸の店からは「鳥もつ」が消えた・・・。」

〇「市内にある鳥肉卸店の冷凍倉庫内(「(株)鳥林」(山梨県甲府市国母4丁目4-18)」

商品がないガランとした棚が目立つ。

N「以前の10倍仕入れても・・・あっという間に完売。仕入れ元にも・・・すでに在庫がないという。」

〇「老舗おそば屋」

4代目店主

N「あの、おそば屋さんの店主には・・・こんな話も舞い込んでいた。」
店主「お菓子ですとか。そんなようなものが・・・いろいろと来てますよね。ま、スナック菓子ですね。「鳥もつせんべい」?なんだろう?ちょっと分かんないですけね。(B-1出場は)地元がなるべく潤うようにという活動だったので・・・(断りました。)」

N「一方、Mr.サンデーが追いかけ初出場ながら8位と健闘した「十和田バラ焼き」。その街を訪ねてみると・・・。」

〇「青森県十和田市」

どんよりとした曇り空の中、普段と変らないメインストリート、そして閑散とした飲食街。

N「同じ土曜にもかかわらず店に行列はなく、どこか寂しげだった。」

〇「とある「バラ焼き」店」

N「リーダーの畑中さんは、地元の挨拶回りへ。」

お店に入っていく畑中さん。

畑中さん「何とか8位・・・滑り込み・・・。」
店主「新聞見たんだけど・・・ちょっと残念だね・・・。」
N「あのシャッター通り商店街でも・・・。」

〇「メインストリート(十和田市内)」

閉まった店のシャッターには「貸店舗」「売物件」の張り紙が目立つ。

女性店主「(商店街は)一時はダメかなと思った程だったけど。(B-1出場で)もう一度、がんばろうかなと思う原動力になっていると思いますけども。」
N「たしかに街は、ささやかな郷土の誇りを取り戻したのかもしれない。しかし・・・畑中さんの表情は複雑だった。」
畑中さん「(悔しくて)今でも涙が出てくるんだけれど・・・本当にね。3位入賞を果せば、沢山の人たちが来る訳じゃないですか。本当は3位入賞したかったというのがホント正直なところですね。」
N「華やかなスポットライトの陰にあった様々な思い。事実、優勝した甲府には人が溢れる残酷なまでの勝者の法則。」

勝者の法則「首位というブランドが新市場を開拓」

-終-

番組でリポートしていた光景は、同じ志で参加している男たちにとって誠に残酷な現実です。
 地域経済の低迷と少子高齢化により国内市場のパイが縮小している現状では、大都市圏とその他の地域との格差は広がる一方です。おのずと経済復興の有効な手段が見つからない地域では、「おらが故郷の自慢の郷土料理で街おこしをやろう!!」最後の望みとして「B-1グランプリ」出場と上位入賞は、当然の目標となります。

 そんな希望の舞台である「B-1グランプリ」の主催者側にも戸惑いがあるようです。
 それは、大会が終了した翌日のフジテレビ系で放送している「めざましテレビ」。メインMCの大塚さんと高島アナが電話で取材する「言わせTEL」のコーナーでのこと。
 この日、インタビューに応じていたのは、大会を主催している社団法人「愛Bリーグ」代表理事 渡辺英彦さん。(渡辺さんは、大会「第1回」「2回」でグランプリを獲った「富士宮やきそば学会」の会長さんです。)

「言わせTEL」(「めざましテレビ」(2010年9月20日(月)(6時32分~6時35分放送)から)

高島アナ「では。これは言わせTELです。今朝はB-1グランプリを主催している渡辺英彦さんと電話が繋がっています。」

社団法人「愛Bリーグ」渡辺英彦 代表理事

大塚さん「おはようございます。」
高島アナ「おはようございます。」
渡辺さん「おはようございます。」
高島アナ「5回目となるB-1グランプリ。来場者43万5千人と過去最多となりましたが、予想されていましたか?」
渡辺さん「そうですね。ま、ある程度、予想はしていましたけれども、やはり来たなという感じですよね。」
大塚さん「あの~。私たちニュースで2日間で30万人という・・・大幅に上回りましたよね。」
渡辺さん「そうですね。やはり、あの~。今回、はじめて首都圏(開催)ということでですね。周辺人口が大変、多いということで、やはり、そういうことになったのかと思いますね。」
大塚さん「そうですか。」
高島アナ「第1回、何人くらいだったんですか?」
渡辺さん「ま、約2万人弱というところだったんですが。」
大塚さん「あ~っ。20倍以上に増えてるってこと・・・。」
渡辺さん「そうですね。もう、倍々ゲームという感じですよね。」
大塚さん「これだけ成功した秘訣は、何なんでしょうかね?」
渡辺さん「そうですね。やはり、「食」という非常に親しみ易いもの。そして、なおかつ庶民的で安いというですね、分かり易い「食」に目を向けたというところが一番大きいのかなという風には思いますが。」
大塚さん「ま。でも、これだけ大会規模が大きくなってくると、運営の仕方も大分変ってくるでしょう?」
渡辺さん「そうですね。最初は遊び感覚で「楽しく」ということを主に考えていたんですが、やはり、きちっと安全面とかですね。スムーズな提供ですとか、そういったところを、かなり神経質にならなければいけないような状況になってきていますね。」
大塚さん「そうですよね。あの~。渡辺さんご自身は「富士宮やきそば」。第1回、第2回、優勝しました。その会長さんをなさってるんですが、富士宮の経済効果っていうのは、相当、膨大だったでしょう?」
渡辺さん「そうですね。富士宮は、この9年間ぐらいで430億円とか40億円といわれておりますので・・・。」
大塚さん「へ~っ!!」
高島アナ「となると・・・この大会の影響力の強さは、大会運営にも、ちょっと影響してきますね。」
渡辺さん「そうですね。やはり、あの~。本当は楽しくやりたいんですが、優勝すると、もの凄い効果があるもんですからね。みなさんもグランプリを目指してという(風に)どうしてもなりますよね。」
大塚さん「投票方法なども、ちょっと問題になったりしましたよね。以前。」
渡辺さん「そうですね。ですから。今回は「一人一膳にきちっとしてくださいね。」ということで、何度もアナウンスさせていただいて、投票所でも監視員を置いてですね・・・あまり本当は勝ち負け・・・厳格にこだわるということは本意ではないんですが、公平性を考えて、そんな形をとらせていただきました。」
大塚さん「これから。その~。大会発足当初の持ち味、良さを生かすのは、非常に難しくなってきましたね。大きくなり過ぎて。」
渡辺さん「そうですね。もう来年以降は「選抜」ということも、ある程度考えざるを得ない状況になってきておりますので。」
大塚さん「来年はどちらですか?」
渡辺さん「来年は姫路市で行います。」
大塚さん「これまた人気を呼びそうですね。関西で。」
渡辺さん「そうですね。この勢いですと、まだまだ膨らんでいくじゃないかと思いますが。」
大塚さん「はい。いつまでも良い大会運営をお願いします。」
渡辺さん「はい。ありがとうございます。」
大塚さん・高島アナ「どうもありがとうございます。」

-終-

 大会が注目を集め地域経済の起爆剤としてのブランド力を発揮するようになってくると、開催当初の主旨が不明確になってくるようです。大塚キャスターが指摘していた「投票方法」の問題も、そのひとつの表れなのでしょう。
 先日、コラムでご紹介した「津山ホルモンうどん」代表の鈴木さんが言っていた「入賞にこだわった販売方法に対する自戒の念」。故郷の誇る郷土料理を、ひとりでも多くの人に知ってもらい、味わって「おいしかった。」と言ってくれるお客さんの笑顔を見る喜び。
 確かに覇者には想像を絶する程の経済効果を与えます。番組でリポートしていた、今回、ゴールドグランプリを受賞した「甲府鳥もつ煮」の狂騒ぶりを見れば誰しもが羨み、それを目指すのは当然のことでしょう。
 しかし「津山ホルモンうどん」代表の鈴木さんが語った「郷土の誇りを蔑ろにしたやり方」に対する懐疑の念も、これからの開催方法や参加者には必要なことなかもしれません。

「~あらゆる世界を見学せよ!~潜入!リアルスコープ(フジテレビ系)」(2010年9月18日(土)放送)で「モロッコヨーグルの100倍おいしい食べ方」を紹介していました。

 コラムにも書きましたが、あまり料理を作らない筆者ですが・・・早速、「モロッコトースト」に挑戦してみました。

〇番組では

①フランスパンを厚さ1cmにカットする。
②カットしたパンに「モロッコヨーグル」を塗る。
③オーブントースターで焼く。

という工程になっていましたね。

早速、「フランスパン」と「モロッコヨーグル」を買ってきました。

〇調理開始!

①フランスパンを厚さ1cmにカットする。
②番組で紹介していたのは、「たっぷり塗る・」でした。今回は、1個と2個使用する2パターンを作ることにしました。
③筆者の率直な感想ですが、最後の焼き加減が難しいです。あまり焼き過ぎるといけないので、オーブントースターを見ながら焼き時間を調整します。(タイマーで時間をセットしただけだと、すぐに焦げます。)

無事、出来上がり!!

m100926-01.jpg
「出来上がった「モロッコトースト」と「モロッコヨーグル」」
出来栄えはどんなもんでしょう?

〇試食!!

一口食べてみて・・・焼き立てではなく少し冷ましてから食べましたが、それでもサクサクの食感でした。

①「モロッコヨーグル」1個の場合は「ほんのり甘酸っぱいです。」
②「モロッコヨーグル」2個塗ると、かなり盛り上がってしまいますが、オーブンで焼くと程よく溶けて染みこみます。食感のあとに甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。断面を見てみると、丁度、パンの真ん中位まで染みているのが分かります。

「モロッコヨーグル」を味わうという点では、番組で紹介していた通り2個使うことをオススメしますが・・・筆者としては、これは好みの問題ですが、今回は2個使用のものは2個しか作らなかったので、男性が食べる量としては丁度良かったかもしれません。沢山食べるとなると・・・段々、甘酸っぱさが気になってくるかも?(ティータイムに紅茶を飲みながら食べればベスト)
 ですから筆者のオススメは1個使ったもの。「モロッコヨーグル」の風味は少ししか感じられませんが沢山食べられそうです。

 今回は、「モロッコヨーグル」1個と2個使った「モロッコトースト」に挑戦してみましたが容器が小さいので塗るのに一苦労でしたが・・・

実は・・・「モロッコヨーグル」にはビッグサイズがあるんです!!

その名も「ジャンボヨーグル!!」(普通のモロッコヨーグル10個分の量が入ったもの。)

その誕生秘話について「ITA(イタ)」さんという方がHPで紹介しています。

「これは、香川県に本部を置く「だがし 夢や」の専務が、モロッコヨーグルをパンに塗って食べたら格別においしかったが、普通サイズではパンに塗るには物足りなかったことから、ジャンボヨーグルをサンヨー製菓側に提案。サンヨー製菓側は初め、コスト面から渋ったものの決断。サンヨー製菓の社長曰く「冒険でした」。最初はコスト削減の為、市販の梅干の瓶を使用していた。しかし現在では、年間7万5千個の売上を記録するほどのビッグヒット商品となり、平成10年には岩手県で開催された全国菓子大博覧会において大臣賞を受賞したのである。」(「con fuoco」のフォト「I LOVE モロッコヨーグル 」より引用)

 この「ジャンボヨーグル」。ちゃんと「サンヨー製菓株式会社」さんのHPにも掲載されていますよ。・・・でも、筆者、この商品をまだ見たことありません。

ここからは余談になりますが・・・

「これ、簡単ですので3時のおやつにお子さんと一緒に作ってみるのも良いかもしれませんね。」

想像してみてください。

「ヤンママ(若い(=英語Young)ママ)の意味ですからね。)」と愛娘がキッチンで一緒に料理をしている光景を。
 切ったフランスパンに「モロッコヨーグル」を塗る。そして、それをオーブントースターで焼く。出来上がった「モロッコトースト」を一緒に食べる。
 駄菓子で作る簡単な料理ですが・・・お母さんと一緒に作る。「作る」楽しさと「食べる」喜び。小さい頃に体験した「料理」の楽しさは大きくなってからも忘れることはないでしょう。
 特に「女子」にとっては・・・今でも「料理」は結婚条件のひとつになっているそうですから?

「Mr.サンデー(フジテレビ系)」(2010年9月19日(日)22時00分~23時15分放送)から

(その2)

(ナレーション、小野寺一歩さん)

N「しかし、自らキャラクターをなりスタッフを引っ張る鈴木さんにとって、去年の好成績は決して良い思い出ばかりではなかった。」

「鈴木康正さん(49歳)」

鈴木さん「昨年がね。何といっても3位だったもんですから。これがマグレ当たりだと言われないように。」

〇「山間の養蜂場(岡山県津山市)」

N「本業は養蜂家の鈴木さんは、これまでも地元、津山の為、さまざまな街おこしを計画してきた。そのひとつがB-1グランプリ出場だったのだが・・・。」

〇「津山市内のとある食堂(はしの飲食店)」

店の前には大勢の行列が出来ている。

N「3位の称号を得て、いきなり押し寄せた人並みで小さな街の住民は、ただ圧倒されるだけだった。・・・はじめて見る満席の店内。はじめて見る街道の渋滞。」
ホルモンうどん店、店主「行列なんて、うち出来たことなかったですけど。もう、びっくり言うか。そんなこと夢にも思っていなかったんで。本当、うろたえますね。」

N「結局、この街は千載一遇のチャンスを活かしきれなかった。」

〇「元書店の空き店舗(津山市内)」

N「鈴木さんは、今、店じまいした書店の跡地に「鉄板焼き」の屋台を集めた「鉄板村」を作る計画を進めている。その成功の為には、もう一度、去年以上の成績を出し注目を集めなくてはならない。」
鈴木さん「今年のB-1、目指すところは、やはり1位というものも、われわれは目指しておりますから、それなりの結果が出れば、この「鉄板村」も、何らかの形ができてくるんじゃないかなと・・・夢を見たいですね。ここで。」

〇「津山ホルモンうどん」出店ブース

汗だくになって呼び込みをしている鈴木さん。昨年から倍増した40人のスタッフ。

N「だが・・・1位の執念が皮肉な結果を招くことになる。販売数を稼ぐ為に用意した40人のスタッフ。多くの人に食べてもらわなければ始まらない。その戦略は当たったかに見えた。客の評判も・・・。」

ブースのテーブルには、作り置きのパックが。

男性「おいしいです。」
N「上々のようだ。」
女性「トロトロしておいしいです。」
N「その印象が順位に直結するB-1グランプリ。客は気に入った料理に割り箸で投票する。昨日の中間発表では・・・。」

「第2位、津山ホルモンうどん研究会!」

2位の成績にも関わらず険しい表情の鈴木さん。

N「なぜか2位という成績にも関わらず鈴木さんの顔が険しい。一体、なぜ・・・。」
鈴木さん「ちょっと、今回ね。初日、勝負にこだわり過ぎたんで。・・・さっきから情けないんですよ。失敗だったなぁ~と思ってね。・・・ちょっとやり直しです。自分が情けないです。2位というよりか。」
N「数を捌きたいと焦り、作り置きのパックを積み上げてしまった自分。本当においしいものを食べてもらう為、B-1に参加したはずなのに・・・。そんな自分が許せなかった。」

〇「B-1グランプリ第2会場(厚木野球場)」

N「そうして迎えた最終日。「津山ホルモンうどん」は愚直なまでに「作っては売る」。当たり前の仕事を繰り返していた。その裏側で、すべて自分で味見をする念の入れよう。」
鈴木さん「今日は絶対にお客さんに嫌な思いをしてもらわないように・・・みんな完璧に熱々を出していきますから・・・自信持ってます。」
N「その言葉に故郷を背負うプライドが溢れている。そして・・・あの畑中さん率いる初出場の「十和田バラ焼き」チームは・・・何もかもが必死だった。」
畑中さん「(声を枯らして)是非、おいしかったら投票してくださいね。」

「十和田バラ焼き」を食べている来場者。

女性A「おいしいです。」
女性B「タマネギの甘みがすごく出てて。」
女性C「甘辛くて子供も食べやすくて。」
N「自分たちのがんばりに愛する故郷の未来がかかっている。」

〇「結果発表(20日、17時30分頃)」

N「そして・・・運命の結果発表。」
司会者「第8位は、十和田バラ焼きゼミナール!」

大歓声の会場。

テロップ「十和田バラ焼き 43団体中 8位」

N「43団体中、堂々の8位。」
畑中さん「ちょっと、これから、またプレッシャーかなって・・・頂点を目指しながら、そして、街づくりを、いかに展開していくかって、今、肝に命じたところです。・・・これから、また明日からやるぞみたいな・・・。」
N「そして・・・あの鈴木さんは。」

テロップ「津山ホルモンうどん 43団体中 4位」

鈴木さん「一番はお客さんの笑顔を見たとき。本当に我々自身は、勝ったという風にやっておりますから、これを誇りに津山に帰りたいと思います。」
N「男たちの夏が終わった。」

-終-

 2010年9月18日(土)19日(日)に開催された「第5回、B-1グランプリ in 厚木」は、初出場の「みなさまの縁をとりもつ隊 「甲府鳥もつ煮」」がゴールドグランプリで幕を閉じました。

※放送された内容を採録して再構成しています。



資料

「第5回B級ご当地グルメの祭典!B-1グランプリin厚木」における投票結果

ゴールドグランプリ「みなさまの縁をとりもつ隊 「甲府鳥もつ煮」」
シルバーグランプリ「ひるぜん焼そば好いとん会 「ひるぜん焼そば」」
ブロンズグランプリ「八戸せんべい汁研究所 「八戸せんべい汁」」

4位 「津山ホルモンうどん研究会 「津山ホルモンうどん」」
5位 「三浦中華料理研究会 「三崎まぐろラーメン」」
6位 「いなり寿司で豊川市をもりあげ隊「 豊川いなり寿司」」
7位 「やきそばのまち黒石会「黒石つゆやきそば」」
8位 「十和田バラ焼きゼミナール「十和田バラ焼き」」
9位 「みしまコロッケの会「みしまコロッケ」」
10位 「オホーツク北見塩やきそば推進協議会「オホーツク北見塩やきそば」」

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