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DO!深夜「銀幕会議」(2006年6月24日放送より引用)

DO!深夜「銀幕会議」
フジテレビ、2006年6月24日、26時30分~27時00分放送。

出演
予告座館主(佐野史郎さん)、予告座2代目もぎり(斉藤舞子アナ)、予告編、納入業者の入江商会(入江雅人さん)、顧問(李 鳳宇さん)、百合草 太郎さん(ブエナ・ビスタ・インターナショナル(ジャパン))。

2代目もぎり、斉藤舞子アナになってからは外せない「オープニングトーク」。今回は、どんな展開になるのか・・・

○オープニング

佐野館主「生まれて初めて観たアニメーションって何?」
斉藤アナ「ちびまる子ちゃんですよね。」
佐野館主「映画。」
斉藤アナ「アンパンマン!」
佐野館主「映画で。」
斉藤アナ「あ~っ、映画で?」
佐野館主「映画で。映画で。」
斉藤アナ「「ET」ですかね?」
佐野館主「「ET!?」・・・また来たか、いきなり。「ET」はアニメーションじゃないでしょ。」
斉藤アナ「・・・はい。」
佐野館主「(たまらず、李顧問に)李さん!今週もよろしくお願いします。」
李さん「よろしくお願いします。」
斉藤アナ「前回に引き続き、李顧問です。よろしくお願いします。」

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DO!深夜「銀幕会議」(2006年6月24日放送より引用)

李顧問「初めて観たアニメですか?「孫悟空」ですかね。」
斉藤アナ「アニメであったんですか?あれは。」
李顧問「東映だったと思いますよ。あと「009」。」
佐野館主「あっ!「サイボーグ009」。」
斉藤アナ「(どんな作品か分かっていないが)あ~っ。」
佐野館主「「あ~っ」って。もぎり(本当に)知ってるのか!」
斉藤アナ「(映画「007」シリーズだと思い)「007」とかの、8番、9番目とかですか?」
佐野館主「(呆れて)ま~。危うく、そのまま(鵜呑みにして)流して行くところだったよ。」
いつもの佐野館主と斉藤アナのオープニングトークを聞いていたが、
入江さん「さっ。相変わらず、こう、噛み合わない感じで。ありがとうございます。どうも。」
佐野館主「もうちょっと早く入って来ても良いんだよ。全然。」
入江さん「どうなるのかな?って、自分、見ちゃうんですよね。」
×  ×  ×
最新劇場映画予告編の紹介。

(1)「ウルトラヴァイオレット」(配給、ソニー・ピクチャーエンターテインメント)

(2)「恋は足手まとい」(配給、バップ+ロングライド)

(3)「着信アリ Final」(配給、東宝)
×  ×  ×
佐野館主「「着信アリ」は、全然・・・この手の「ジャパニーズ・ホラー」は苦手なんだよ。」
入江さん「僕、メールやんないんですよ。」
斉藤アナ「はい。」
入江さん「だから、あの恐怖がまるで伝わらないんですよね。・・・助かるんですよね。僕みたいな人間は。逆に。」
斉藤アナ「携帯のアドレスが出てくる画面が一瞬ありましたよね。あそこに、佐々木恭子さんの名前があったのはびっくりしました。」
佐野館主「お友達?」
斉藤アナ「佐々木恭子アナウンサーの名前が、本当に同じ字で「佐々木恭子」とあったんで、「佐々木さんに送られちゃうんだ。」と思って・・・」
佐野館主「多分、違う名前・・・。同姓同名だと思うけど。」
斉藤アナ「何かね。びっくりして、「うわ~」と思って。」

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DO!深夜「銀幕会議」(2006年6月24日放送より引用)

李顧問「(冷静に)韓国と角川の提携作品でCJエンタテインメントという韓国の会社と初の提携作品で韓国ロケを行った作品なんですよね。」
佐野館主「あ~っ、フェリーで韓国に行く途中の・・・。」
李顧問「そういう意味では、どう仕上がってるのかな・・・。」
佐野館主「中学生とか観に行くのかな?」
斉藤アナ「ん~。前回は市川由衣さんが・・・。」
李顧問「市川由衣さん。」
映画「着信アリ Final」の話をしていると、突然、入江さんが涙を流して、
入江さん「涙が止まんねえぞ。」
佐野館主「「着信アリ」では、そんなに泣いたりしないでしょ。これは。」
入江さん「(尚も)チラシ見るだけで、涙が止まらないぞ。」
佐野館主「(「着信アリ」のチラシをまじまじと見て)そんな泣かないけどね・・・。」
入江さん、突然、
入江さん「館主、違いますよ!」
佐野館主「何?」
入江さん「僕は次の映画の事で・・・、思い出して・・・、ちょっとごめんなさい。カメラ回ってるのに(入江さんの目からは大粒の涙が流れて)何で泣いてるかと言うと。ピクサー(※)の最新作、大人も鷲掴みですよ。(チラシを差し出して)この「カーズ」。これを思って、今、泣いていた訳ですね。はい。じゃ、さっそくですね。」
佐野館主「はい。」
入江さん「ちょっと待ってくださいね。(おもむろに目薬を注す。)」
斉藤アナ「充分、涙出てますよ。」
入江さん「じゃあ、「カーズ」予告編どうぞ。」

※「ピクサー」(ピクサー・アニメーニョン・スタジオ、1986年、アップルのスティーブ・ジョブズらによって設立されたCGアニメーション製作会社。)

映画「「カーズ」(配給、ブエナ・ビスタ・インターナショナル(ジャパン))の予告編の紹介。

 ここからは、ゲストにブエナ・ビスタ・インターナショナル(ジャパン)の百合草 太郎(ゆりくさたろう)さんを迎えて作品について語ります。
この作品は、1コマ撮るのに3,000台のコンピューターを使い17時間かかっているとのこと。

百合草さん「完成するのに実作業的には5年。だから3,000台のコンピューターがフルに10何万時間稼動をするんですね。物語自体はジョン・ラセター(監督)のお父さんが自動車整備工。子供の頃から車に接している。だから彼にとっては、車は乗り物ではなく、やっぱり感情移入をする対象であったと思いますね。」
斉藤アナ「車なんか、むしろ物だから、言ってしまえば物だから、気持ちも何も入っていないように見えるんですけど、こういう映画を観ると「物を大切にしなきゃ」とか「魚も本当はこうやって考えてるんだろうな」とかって、結構、胸を打たれるんですよ。」
佐野館主「お~っ。それは分かった!」
百合草さん「それだけで、この映画の存在価値はあると思います。」
佐野館主「まさに、アニマ(※)と言うか。アニメーションのアニメーションたる語源の、物に魂が宿るという。非常に東洋的な物の見方が、ここに投影されているような気がしますね。」

※アニメーション(ラテン語で霊魂を意味するanima(アニマ)から来ており、生命のない動かないものに命を与えて動かすことを意味する。)

(中略)

映画「カーズ」を語り尽くしたところで、いよいよ予告編の評価へ。

「予告編評価ポイント」
①キャッチコピー
②決めゼリフ
③音楽効果
④キャラクター度
⑤編集

「音楽効果」・・・「ルート66(ジョン・マイヤー)」
「キャッチコピー」・「この町が地図から消える時、僕たちも消えてしまう。」
「決めゼリフ」・・「それでもお前はこの町から立ち去るのか?」(ポール・ニューマンの声)

佐野館主44点。斉藤もぎり24点。李顧問8点。で合計76点でした。

入江さん「館主すごいですね。」
佐野館主「「町が消えていく。」とかさ、ちょっとやばいんだよね。架空の町っていう。もう、その事が弱いのオレは。」
斉藤アナ「う~ん。」
佐野館主「深いな~。と思う訳。」
入江さん「顧問が低いですね。」
李顧問「決めゼリフがまったくダメだったです。僕は、ポール・ニューマン大好きなんで、ポール・ニューマンにこんなこと言わせるなよ。」
佐野館主「そっち来ましたか。」
斉藤アナ「違う視点で入って・・・。」
李顧問「それで、もうすべてがナシみたいな。」
斉藤アナ「もう、大人の考えですよね。こちら(李顧問)は。」
※テロップ「大人ですか??」
入江さん「そういう訳でもないよ。子供だと思うよ。」
佐野館主「(斉藤アナに)子供で悪かったな。」
斉藤アナ、爆笑。
李顧問「すみません。」
佐野館主「(斉藤アナに)君に言われたくないな。」

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DO!深夜「銀幕会議」(2006年6月24日放送より引用)

※内容は、放送されたものを採録して再構成しています。


「サイボーグ009」
現在まで版が途切れることなく単行本が発売されている石ノ森章太郎原作の、サイボーグたちの活躍を描いた不朽のSFアクションアニメの1979年版TVシリーズ。


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「銀幕会議」(2006年6月17日放送より引用)

「銀幕会議」
フジテレビ、2006年6月17日、25時55分~26時25分放送。
出演
予告座館主(佐野史郎さん)、予告座2代目もぎり(斉藤舞子アナ)、予告編、納入業者の(株)笠井物産(笠井信輔アナ)、顧問(李 鳳宇さん)、ゲスト(中原昌也さん)

初代もぎりの平井理央アナに対して2代目もぎりの斉藤舞子アナは映画にあまり興味がないご様子。
今回も佐野館主を悩ませます。さて、その内容は・・・

○オープニング

佐野館主「映画観た?」
斉藤アナ「映画?(話を逸らすように)映画と言えば「ダヴィンチ・コード」ですよね。」
佐野館主「そりゃ、そうだね。うん。もう、最高得点だったからね。」
斉藤アナ「はい。私、満点出しましたから。」
佐野館主「五棒星描いていたからね。」
斉藤アナ「はい。」
佐野館主「予告編であんなに高い点出したの・・・90点以上・・・。」
斉藤アナ「そうですよ。あの、殺人事件から始まり、謎を解き明かす。どうでした?」
佐野館主「小説は読んだんだっけ?」
斉藤アナ「小説は読んでないです。」
佐野館主「俺、読んじゃったからな。いや、正直言うと、うん、まあ、ん~、読んでると辛いよね。」
斉藤アナ「あ、本を読んでると。」
佐野館主「ま、そのままって言えばそのままだし、ずいぶんカットしてあるし・・・。あ、ほら、カンヌでしたっけ・・・。カンヌと言えば(李鳳宇さんに向かって)ようこそ!」
斉藤アナ「ようこそ。はい。今回3回目の登場になります。シネカノン代表の李鳳宇さんです。」
佐野館主「あの~。カンヌでかかりましたよね。拍手がなかったって?ダヴィンチ・コード・・・」
李さん「ブーイングだったですよね。」
斉藤アナ「え~っ。」
佐野館主「ブーイング?」
李さん「カンヌ、僕も17、8回行ってますけど、初めてくらい評判が悪かったです。」
佐野館主「でも、あれ観ちゃね。」
斉藤アナ「(佐野館主を見て)う~ん。」
佐野館主「う~ん。ってうなずいてるけど、怪しいな君!」

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「銀幕会議」(2006年6月17日放送より引用)

斉藤アナ「じゃあ、ちょっと私、観るの考えます。」
佐野館主「ちょっと!何だよ。それは。」
斉藤アナ「これから観ようかな~と。」
佐野館主「やっぱり観てないじゃないの。」
斉藤アナ「探り、探り。」
オチのついたところで、笠井物産の笠井アナが登場します。
笠井アナ「毎度!あの、先週、入江商会にまさかの「ホラー」対決で敗北ですよ。」
佐野館主「ま、しょうがない・・・」
笠井アナ「オーメン。でも、オーメン。アメリカでヒットしてるんですよ。初登場第1位。アメリカのお客さんは分かっています。」
×  ×  ×
最新劇場映画予告編
(1)「プルートで朝食を」(配給、エレファント・ピクチャーズ)
(2)「カサノバ」(配給、ブエナ・ビスタ インターナショナル(ジャパン))
(3)「初恋」(配給、ギャガコミュニケーションズ)
×  ×  ×
笠井アナ「いかがでしたか?この3本。」
佐野館主「この(映画「初恋」)3億円事件のこれは・・・。」
斉藤アナ「初恋。」
佐野館主「(李さんに向かって)初恋どうですかね?」
李さん「あの、予告は本当、すばらしく良く出来てますね。僕も今回、観てます。予告の為に本編にない画(え)があるくらいです。」
佐野館主「あ、そうですか?」
(中略)
笠井アナ「中々どれも力の入った予告編になっていたと思われます。」
佐野館主「僕、アイルランド好きなので、プルートで・・・。」
笠井アナ「プルートね。」
佐野館主「(李さんに向かって)良いですか?」
李さん「主演男優の「キリアン・マーフィー」は天才ですね。天才的に演技がうまいです。もうこれは是非!」
佐野館主「観ましょう!!」
斉藤アナ「(うわの空で)はい・・・。」
佐野館主「君、観ないだろ!」

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「銀幕会議」(2006年6月17日放送より引用)

斉藤アナ「(館主の鋭い指摘に笑ってごまかす)イヤ、イヤ、イヤ。」
佐野館主「一度でいいから観ようよ!!」
斉藤アナ「観たい気持ちは山々なんですけども・・・」
笠井アナ「もぎりにとって映画を観るという行為は、そんなにミッション・インポッシブルな事なんですか?」
斉藤アナ「あ~っ、不可能と来ましたか。それをどうにか誰かの力で変えて欲しいんですけどね。」
笠井アナ「と、いうことで・・・」

笠井物産の今週のお薦めの予告編は「M:i:Ⅲ」
予告編の上映。
×  ×  ×
「M:i:Ⅲ」の予告編の分析をすることに
本日のゲストは、作家・ミュージシャンの中原昌也さん(週刊「SPA」で連載の「エーガ界に捧ぐ」では独特の視点から映画を批評しています。

佐野館主が、主観としながらも「M:i」シリーズの原点、「スパイ大作戦」の一番の見所は「チームワーク」。「この「M:i」シリーズは、主演のトム・クルーズが一人で活躍している印象がある。」と指摘します。しかし、今回の「M:i:Ⅲ」の予告編はチームワークにも重点が置けれているということで、アメリカ版と日本版の予告編の違いを見比べることになります。
トム・クルーズの予告編出演秒数はアメリカ版52秒に対して日本版42秒と、日本版はチームの会話シーンを新たに追加してチームプレーを強調する内容となっています。
斉藤アナ「どうして、日本ではトム・クルーズと仲間というのを増やしたんですか?」
笠井アナ「やはり、ミッション・インポッシブル、元来のテイストということなんでしょうか。」
×  ×  ×
番組では、このシリーズの原点である「スパイ大作戦」(1966年~1973年まで放送されたアメリカの人気テレビシリーズ)を紹介していました。
また、映画でも登場する「指令シーン」にも楽しみが、シリーズの楽しみ「指令アイテム」の変遷。

テレビシリーズでは、時代を感じさせるレコード。(その後、オープンリール式のテープレコーダー)
映画「M:i」ではビデオテープ。
映画「M:i:Ⅱ」ではサングラス。
そして、今回の「M:i:Ⅲ」では、詳細は明かしませんでしたが、「こんなもので指令を伝えるの?」というようなアイテムを用意しているとのこと。

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「銀幕会議」(2006年6月17日放送より引用)

また、笠井物産がトム・クルーズより入手した情報によると、次回作の舞台は東京のお台場とか?
「レインボーブリッジを封鎖するとか?」「フジテレビの球体展望台が壊れてインディー・ジョーンズのように転がるとか?」「スパイ大作戦のように球体展望台まで導火線が繋がっていて爆発するとか?」大盛り上がり。
笠井アナ「フジテレビ、そういう事に関しては意外と厳しいんです。」

今回の予告編、評価ポイント。

①キャッチコピー
②決めゼリフ
③音楽効果
④編集
⑤スパイ映画度

佐野館主32点、斉藤アナ21点、李顧問10点の合計63点でした。

※内容は、放送されたものを採録して再構成しています。

「M:I BOX 「ミッション:インポッシブル スペシャル・コレクターズ・エディション」 +「M:I-2」 (初回限定生産) 」


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「銀幕会議」(2006年5月20日放送より引用)

「銀幕会議」
フジテレビ、2006年5月20日、26時45分~27時15分放送。
出演
予告座館主(佐野史郎さん)、予告座2代目もぎり(斉藤舞子アナ)、予告編、納入業者の(株)笠井物産(笠井信輔アナさん)、顧問、箭内道彦(やないみちひこ)さん。ゲスト、布施英利さん。

○オープニング

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「銀幕会議」(2006年5月20日放送より引用)

佐野館主「さて、予告座、何をかけますかね。今週は。(斉藤アナに向って)良いネタとかないの?」
斉藤アナ「ネタですか?」
佐野館主「うん。」
斉藤アナ「映画のネタですか?」
佐野館主「そうだろうね。予告編のネタ。予告編じゃなくても良いいですよ。」
斉藤アナ「え~っ、来週あたり「コナン」観に行こうかな。何て・・・(笑い)」
佐野館主「まあ、「コナン」観に行ってもね。予告編やってますからね。」
斉藤アナ「ええ。」
佐野館主「すいません。(斉藤アナの隣に座る人に)どなたですか?」
斉藤アナ「はい。じゃ、ご紹介しましょうか。今回、予告編をいっしょに吟味していただくのは、「きっかけはフジテレビ」を作られました、クリエイティブ・ディレクターの箭内道彦(やないみちひこ)さんです。」
佐野館主「よろしくお願いします・」
箭内さん「よろしくお願いします。」
斉藤アナ「よろしくお願いします。」

(中略)

最新劇場映画予告編を上映。

(1)「ジャケット」(配給、松竹)
(2)「DAISY(デイジー)」(配給、東宝東和)
(3)「雪に願うこと」(配給、ビターズ・エンド)

予告編納入業者、(株)笠井物産(設定)の笠井信輔アナが、今回、紹介する映画「ダ・ヴィンチ・コード」の予告編の説明をしています。

「ダ・ヴィンチ・コード」の劇場予告編を上映。

新たに「ダ・ヴィンチ」を研究している美術評論家の布施英利さんも加わり、映画の予告編を分析します。

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「銀幕会議」(2006年5月20日放送より引用)

今回の作品、「ダ・ヴィンチ・コード」の予告編の評価ポイント
①キャッチコピー②決めゼリフ③編集④ミステリー度⑤ダ・ヴィンチ度で採点されます。

①キャッチコピー「その暗号を解け!その秘密を暴け!その真実を探れ!」
②決めゼリフ「二千年の封印を解き放て」
⑤ダ・ヴィンチ度

ここで、斉藤アナの史上最強の天然ボケが炸裂します。

斉藤アナ「今回、レオナルド・ダ・ヴィンチって誰が演じてるんですか?」
笠井アナ「?????」
斉藤アナの突拍子もない質問に一同から失笑が漏れる。

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「銀幕会議」(2006年5月20日放送より引用)

笠井アナ「(呆れて)ビートたけしって言えば良いんですか!?」
斉藤アナ、狼狽、自分でもどうしていいのか分からなくなり愛想笑い。
佐野館主「(慌てて)あの、これ、500年前の絵だって言いましたよね。」
斉藤アナ「ええ。」
佐野館主「これを描いた人は誰ですか?」
斉藤アナ「ダ・ヴィンチですね。」
佐野館主「ですよね。500年前ですね。」
斉藤アナ「ええ。」
佐野館主「生きていたら何歳ですか?」
斉藤アナ「500歳です。」
佐野館主「500歳ですね。これ、いま・・・。」
未だ立ち直れない笠井アナ。

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「銀幕会議」(2006年5月20日放送より引用)

斉藤アナ「(狼狽しながら)ダ・ヴィンチが、誰か、居ると思っちゃったんですよね。ダ・ヴィンチの・・・」
佐野館主「あ、でも、ま、作品がいっぱい、ダ・ヴィンチのものが・・・」
笠井アナ「ま、でも、ダ・ヴィンチが、もしかしたら、何かイメージの中で役として上がってくるかもしれないという発想は、ま、なしじゃないですけどね。確かに。(斉藤アナに釘をさすように)そうか、早く小説を読むか、映画を観るかしてくださいね。」
斉藤アナ「(立ち直り)ねえ、早く観たいです。本当に」

×  ×  ×

「ダ・ヴィンチ・コード」予告編採点発表。
笠井アナ、フリップを上げます。「92点」
佐野館主・笠井アナ「すげ~え。イエ~ッ」

予告座「ダ・ヴィンチ・コード」特別予告編92秒の上映。

※内容は、放送されたものを採録して再構成してあります。


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DO!深夜「銀幕会議」
フジテレビ、2006年4月15日、26時25分~26時55分放送。

出演
予告座館主(佐野史郎さん)、予告座2代目もぎり(斉藤舞子アナ)、予告編、納入業者の入江商会(入江雅人さん)、顧問(李 鳳宇さん)

初代、もぎりの平井アナが卒業(2006年3月25日)して、銀幕会議に新たな「2代目もぎり」として斉藤舞子アナが登場しました。筆者の予想通り、天然キャラ炸裂。そのオープニンをご覧ください。

番組、オープニング

佐野館主「本編の流れない映画館。予告座でございます。え~っ。新装開店ということで・・・。(斉藤アナに向って)君は誰だ!」

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「銀幕会議」(2006年4月15日放送より)

斉藤アナ「はい。チラシを見てやって来ました。予告座2代目もぎりの副業でアナウンサーをやっています。斉藤舞子です。よろしくお願いします。」
佐野館主「副業?」
斉藤アナ「はい。」
佐野館主「平井さんも同じような事、言ってましたよ。最初は」
斉藤アナ「副業なんですよ。」
佐野館主「映画お好きですか?」
斉藤アナ「大好きです!私。アルマゲドンが大好きです。電車男。」
佐野館主「あっ、ん。(絶句)後は・・・」
斉藤アナ「2トップです!」
佐野館主「ゴダール(注1)とかフェリーニ(注2)も観てるの?」
斉藤アナ「えっ?ゴダール?フェリーニ?・・・車ですか?」
佐野館主「(一瞬、唖然とするが)さっ、次、行きましょうか。」
もぎりの斉藤アナ、思わず笑ってごまかす。
今回から顧問として登場した「李 鳳宇さん」(シネカノン、代表取締役社長)に向って
佐野館主「顧問、ありがとうございます。」
斉藤アナ「はい。今回はこちらの方にいらっしゃっていただきました。シネカノン代表取締役社長、李鳳宇さんです。」
佐野館主「心強い。」
李顧問「(斉藤アナに向って)ヌーベルバーグ(ヌーヴェル・ヴァーグ)(注3)って知ってますか?」
斉藤アナ「レベルバーグ?」
スタッフ一同笑い。
斉藤アナ「(佐野館主に助けを求めるように)レベルバーグ?」
李顧問「スピルバーグの親戚じゃないですよ。」
佐野館主「ヌーベルバーグ(ヌーヴェル・ヴァーグ)ですね。」
佐野館主「勝手にしやがれ(注4)、ぐらいは観てるでしょ?」
斉藤アナ「勝手にしやがれい?勝手にしやがれ・・・。」
ここで、沢田研二さんの名曲「勝手にしやがれ」(注5)が流れる。

一連のやり取りに業を煮やした予告編納入業者の入江さんが、
入江さん「ちょっと!館主。面接やったんですか!?フェリーニ、車とか言ってましたよ。」
佐野館主「フェラーリじゃないんだからね。」
入江さん「びっくりした。大丈夫ですかね、館主?」
佐野館主「いや、もうね。ここを基準に持って行かないとね。予告座もやっていけないと、俺は思うんだよ。」
入江さん「なるほどね。まあ、今回から顧問いらっしゃるんで、「ビシッ」と締めていただいて・・、よろしくお願いいたします。」
斉藤アナ「よろしくお願いいたします。」
李顧問「やりがいあります。」

ここで、今週の「最新劇場映画予告編」を紹介します。
(1)「デュエリスト」(韓国映画、配給、コムストック)
(2)「ダンサーの純情」(韓国映画、配給、エスピーオー)
(3)「クライング・フィスト」(韓国映画、配給、東芝エンタテインメント)

続いて、入江商会、一押しの映画「連理の枝」(韓国映画、配給、東芝エンタテインメント)の予告編の上映を熱望します。
今回は、特別ゲストとして予告座に、この作品に主演した「チョ・ハンソン」さんが登場。みどころを紹介していました。
この作品には、韓国ドラマの5大要素が入っているということで、入江さん、斉藤アナに質問。
もぎり、斉藤アナの答えは、
(1)愛(2)恋(3)真心(4)命(5)涙。でした。
入江さんの解説
本来の韓国ドラマの5大基本原則は、
(1)交通事故(2)記憶喪失(3)難病(4)貧富の格差(5)出生の秘密。でした。

予告編上映を熱望する入江さんに、今回から予告座で上映する予告編の評価として「予告編評価ポイント」を設定。(1)タイトルカード(2)決めゼリフ(3)音楽効果(4)編集(5)胸キュン度
で判定します。持ち点は、館主50点、もぎり25点、顧問25点の合計100点。1点につき1秒、最大100秒の上映がされます。注目の評価は、62点で62秒の上映でした。

今回、「2代目もぎり」として登場した斉藤舞子アナ。番組では、終始、天然キャラでボケまくり、佐野館主、入江商会、入江さん、顧問の李さんも圧倒されるほどでした。特別ゲストとして登場した「チョ・ハンソン」さんも通訳さんを通しての、あまりにも天然ボケな質問に苦笑する場面も。平井アナとは違った楽しみ方が出来そうです。「斉藤アナ、次回からは番組で上映され予告編の予習ぐらいは、しっかりとやっておいてください。」ですね。

内容は、番組の雰囲気を重視して放送された内容を採録して再構成しています。(放送された全ての内容を採録している訳ではありません。)


資料

(注1)「ゴダール」
(1930- ) フランスの映画監督。ヌーベル-バーグの旗手。作「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」「軽蔑」「パッション」「ゴダールのマリア」など。

(注2)「フェリーニ」【Federico Fellini】
[(一九二〇~一九九三)]イタリアの映画監督。ネオレアリズモ映画の一翼を担い、人間の精神世界を重視して独特の映像を創造した。代表作「道」「甘い生活」「サテリコン」「アマルコルド」など。

(注3)「ヌーベル‐バーグ」【(フランス)nouvelle vague】
新しい波。一九五八年ごろからフランス映画界に現れた一群の若い映画監督、およびその作品傾向をさす。ストーリーにこだわらず、映像の主体性を重視するなど、旧来の映画作法の打破を試みた。ゴダール・トリュフォーなど。
(Yahoo Japan 辞書検索より引用)

(注4)「勝手にしやがれ」(1959、フランス)( 原題、A BOUT DE SOUFFLE BREATHLESS )

解説
フランス、ヌーヴェル・ヴァーグの決定打と言わしめたジャン=リュック・ゴダール監督の最高傑作。警官を殺してパリに逃げて来た自転車泥棒のミシェルは、アメリカ人の恋人パトリシアとお互い自由で束縛のない関係を楽しんでいた。そんなある日、彼の元に警察の手が及んでくる。パトリシアはミシェルの愛を確かめる為、彼の居場所を警察に密告、そして彼にも同様に警察が追ってきた事を伝えるが……。まさに商業的娯楽映画という概念をひっ繰り返し、これまでの映画文法や常識といったものまでもことごとくブチ壊した、映画史の分岐点とも言える記念碑的作品。映画公開時には、驚きと困惑を持って日本でもセンセーショナルを呼び、それはアメリカのニュー・シネマにまで様々な影響を及ぼした。本作品でゴダール監督はヌーヴェル・ヴァーグの旗手として、不動の地位を築くに至る。またこの作品でのジャン=ポール・ベルモンドの演技は、ヌーヴェル・ヴァーグ作品の持つ頽廃的な雰囲気と非常にマッチし、それは同じくゴダールの傑作「気狂いピエロ」へと引き継がれる事となる。(「allcinema ONLINE」より引用)

(注5)沢田研二「勝手にしやがれ」

作詞:阿久 悠
作曲:大野 克夫
編曲:船山 基紀
発売:1977年

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「銀幕会議」(2006年3月25日放送より)

女子アナウンサーのコラムが続きますが、今回も、「女子アナ」ネタです。
フジテレビ、毎週、土曜日、深夜に放送している「銀幕会議」(予告編にこだわった番組)は2005年10月より放送を開始して早いもので半年が経過しました。
今回、予告座の「もぎり」の平井理央アナが、卒業ということで、2006年3月25日(土)(25時45分~26時15分)放送より

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(2006年3月25日放送より)

(1)最新劇場映画予告編
①「プロデューサーズ」(配給、ソニーピクチャーズエンタテイメント)
②「ファイヤーウォール」(配給、ワーナー・ブラザーズ映画)
③「「ナイチンゲーロ(邦画)」(配給、アドギヤ)

(2)次に、予告編ディレクター、池ノ辺直子さん(予告編職人集団、バカ・ザ・バッカ、代表取締役社長)が登場して、ジョニー・デップの最新作「リバティーン」のアメリカ版と日本版の予告編を見比べて語り合いました。

(3)続いて「銀幕ニュース」

平井アナが映画「ワンピース、カラクリ城のメカ巨兵」のナレーションに挑戦ということで、その舞台裏をちょっと紹介していました。

(4)本日の予告座の一押し「リバティーン」の特別予告編を上映。

(5)名作映画予告編

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(2006年3月25日放送より)

平井アナ「さ、今夜の作品は、1989年に公開されたジュゼッペ・トルナトーレ監督、この作品「ニュー・シネマパラダイス」です。やった~っ。」
佐野館主「力入ってるね。」
平井アナ「はい。ちょっと、ごめんなさい。今日はテンション高く、このコーナー紹介させていただきます。うれしい。これ、もう、わたしのナンバーワン。」

ニュー・シネマパラダイスの予告編を上映。

平井アナ「ありがとうございます。いや、本当にうれしかったです。」
佐野館主「なんか、予告編だけで泣けてきちゃう。」
平井アナ「いろんなタイミングで観たい映画だな。というのが、わたしの大好きな理由のひとつですね。」

(中略)

平井アナ「実は、あの館主。いいいですか。わたし実はですね、この3月いっぱいで予告座を辞めさせていただきたいのですが。」

思わず佐野館主、椅子からずり落ちる。

佐野館主「じゃあ、予告座はどうしたらいいの?」
平井アナ「予告座は・・・。」
池ノ辺さん「次は、わたしやります?よろしくお願いします。(笑)」
佐野館主「でも、寂しくなりますわ。」
平井アナ「あっと、いう間でしたね。なんか・・・うん。(しんみり)」
入江さん「あの、予告座のお客様に「もぎり」の方からご挨拶を何か。」
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(2006年3月25日放送より)

平井アナ「はい。予告座(ここで声が詰まる。)みなさん。えーっ、半年間、「もぎり」をやってきて、本当に楽しかったです。大好きな映画に係われるお仕事、ちょっとでも、出来て、本当に楽しい半年間でした。えーっ、わたしは4月からいなくなりますが、予告座を今後ともよろしくお願いします。」
佐野館主「ありがとうございました。お疲れさまでした。」


番組改編期には、良くある光景ですが、恒例の最後の挨拶では、平井アナ、声を詰まらせていました。放送開始から担当して6ヶ月、平井アナは「初代もぎり」として卒業して行きます。
 幸運にも入社1年目で話題の番組を担当できて、平井アナのアナウンサー人生にとって色々とプラスになることがあったに違いありません。巷で、揶揄されながらも、精一杯走り抜けてきました。4月からは、「すぽると!」(フジテレビ、深夜、大人気のスポーツ情報番組)に集中することになりますが、この経験を生かして更なる活躍を期待しております。
また、この「銀幕会議」4月以降も放送されますが、平井アナが番組開始とともに作り上げた雰囲気があるので、後任の「もぎり」は、最初は苦労すると思います。

※内容は、放送されたものを、採録して再構成しています。

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