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2006.02.27
スーパーニュース

「スーパーニュース」(2006年2月27日放送より)
フジテレビ、毎週、月曜日~金曜日、16時55分~19時00分に放送しているニュース番組です。(16時55分からの放送は、関東ローカルでのみ、その他のネット局はそれぞれ開始時間がまちまちだと思います。)
出演、メインキャスターは安藤優子さん、木村太郎さん、須田哲夫アナ、西山喜久恵アナ、文化・芸能コーナーは吉崎典子アナ、スポーツコーナーは永島昭浩さん(月、火、水)と舞の海秀平さん(木、金)、お天気コーナーは石原良純さん、三井良浩さん。
以前にも「SHOP99」についてのコラムを書かせていただきましたが、フジテレビでは、土曜日(2月25日)の「めざましどようび」の「オリジン弁当」に次いで、今回は、「生鮮コンビニ」のニュースとたてつづけに「小売業」のニュースを報道しました。
生鮮ショップ急増「過熱する”99円戦争”」というタイトルで
フジテレビの須田アナと西山アナ
須田アナ「野菜や肉などの生鮮食品を扱う99円ショップが首都圏を中心に急増しています。」
西山アナ「そんな中、老舗と新規参入組の間で看板が似ているとしてトラブルが発生、熱い戦いの現場を追いました。」
女性記者の報告
都内に店舗展開している東京都大田区蒲田の「SHOP99」店内でのリポート
陳列棚にある二つのマヨネーズを手に取り
女性記者「これ、ま、ある国内のメーカーなんですが、その倍以上ある、このオリジナルブランドのマヨネーズが、これもなんと99円。どっち買うんでしょう?」
N「独自ブランドも次々登場。いつもいっしょの激安価格で肉や野菜を買えることから人気があり、いま、首都圏を中心に急増しているのが「生鮮食品」を発売するコンビニエンスストアー、いわゆる「生鮮コンビニ」。
女性客(A)「そりゃうれしいよ、安いほうがね。安い方がうれしいに決まっている。」
女性客(B)「もう決まっているから値段が、だから考えなくていい感じ。」

「スーパーニュース」(2006年2月27日放送より)
N「出店ラッシュは大手コンビニチェーンをも巻き込み、am/pmは、去年3月、100円主体の商品を並べる「Food Style」を出店。ローソンも「STORE100」を、さらに、スリーエフも「q’s mart」を展開するなど、市場争いは、ますます激化しています。
そんな中、先日、都内に新たにオープンしたのはコンビニチェーンの「サークルKサンクス」と大手スーパーが提携して出した「99イチバ」。実は、このお店、こんな場所に出来たんです。」
男性記者「この99円を売りにした、お店のわずか30m程先には大手のスーパーの店舗があったんです。」
N「お店のおよそ30m前方には大手のスーパー。という立地にお店の人は・・・。」
99イチバ担当者「もともとジャスコさんが隣にあるから出店したのではなく、たまたま出店した隣にジャスコさんがあるということですので、我々としてはあまり考えてはいないですね。」
N「一方、大手スーパー、ジャスコは、「99イチバ」の開店日に89円均一の特売を開催。ジャスコ側に問い合わせてみると「通常のセールスの一環」だと言いますが、買い物客はどう見ているのでしょうか?」
99イチバに来店している
女性客(A)「野菜とか高い時期はこちら(99イチバ)を見てみようかなと。」
女性客(B)「安いのはこちらで買います。ここにないものは(スーパーに)買いに行く。」
女性客(C)「安売り対抗してくれるといいね。うれしい。うれしい。」
N「選択肢が増えて喜ぶ消費者。しかし、その裏側では、老舗と新規参入組の間で、こんな問題も起きていました。」
男性記者「99円を売りにした老舗とも言える「SHOP99」の、この看板などを巡り、ある問題が起きていたというのです。」

「スーパーニュース」(2006年2月27日放送より)
N「現在、750を超える店舗を全国に展開する、業界歴10年の最大手「SHOP99」。」
「SHOP99」担当者「グランヴェールさんのやられている、その「ダウンタウン99」の営業表示ですね、看板が中心になりますけども、当社のやっています「SHOP99」の看板と非常に類似していた。ということがございますので。」
N「「SHOP99」側が非常に類似していると主張するのは、同じ99円を売りにする生鮮コンビニ「ダウンタウン99」の営業表示。この2つの店、実際比べてみると、全体的な色の違いはあるものの、看板の雰囲気やロゴの配置、さらには99という数字の色使いになど、確かに似ています。お客さんに比べてもらうと」
女性客(A)「違うのこれ?同じに見えるじゃない99だもん」
女性客(B)「数字の色が2色使ってるでしょ、入っちゃいますよね。同じだと思って。」
「SHOP99」担当者「こちらとしては、あの、お客さまからの問い合わせとか、クレームですとか、納品業者ですとか、あるいは、郵便の方ですね、こういった方々も非常に間違って来られたという現実がありましたので。」
N「事態を重くみた「SHOP99」側は、「ダウンタウン99」を運営している、グランヴェールに対して去年12月、看板の使用差し止めを求める仮処分を東京地裁に申請。
一方、「ダウンタウン99」側は、われわれの取材に対して「看板は決して「SHOP99」のまねをしたものではない。」としながらも「お客さまの誤認・混同があったことは事実」として3月12日までに43店舗、すべてについて店名を「99YENダウンタウン」に変更することを決めました。さらに、今年中に、店舗数を100に増やし事業の拡大を図るとしています。
各社とも、大幅な店舗数拡大を計画しているという「生鮮コンビニ業界」生き残りを賭けて、今後も熾烈な市場争いが続きそうです。」
内容は、放送されたものを採録して、再構成してあります。また、放送では、取材記者、担当者の名称は実名ですが、ここでは表記していません。
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