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2009.10.09
「文學カヲル三嶋~青春ノ太宰治~」(「文献資料調査」編) 南部孝一
私は「文筆」を生業(なりわい)としている訳ではありません。ですから本業の合間を縫っての調査になりますので自ずと制約があります。
今回は、中尾氏の「三島文学散歩(静岡新聞社)」「続・三島文学散歩(静岡新聞社)」の記述に則り調査を行うと同時に文献での裏付けも行いました。
①「三島市立図書館本館で文献を調査しました。」
三島駅南口より徒歩8分のところに「三島市立図書館」はあります。

「三島市立図書館」入口(2009年9月撮影)

「三島市立図書館」全景(2009年9月撮影)
道路から見ると途轍もなく大きな建物なのでびっくりしましたが、どうやら図書館は「三島市民生涯学習センター(いきいきホール)」の1階・2階のようです。
1階の玄関を入っていくと正面に図書館の入口があります。入ってみて、まず、思ったのは「とにかく広い」。人口11万人の市立図書館としては施設が充実しているんじゃないでしょうか。
すでに図書館のHPで下調べはしてありましたので、調査・研究のための参考資料及び三島市・に関する郷土資料がある「レファレンスコーナー」に向いました。
一般図書コーナーとは別に、一番奥がレファレンスコーナーになっているようです。(入口にはセキュリティシステムがありました。大切な蔵書が盗難に合わない為のものでしょうか。)
レファレンスカウンターで座席番号をもらい、早速、調査開始です。
すでに該当する項目は図書館のHP「蔵書検索」で調べてありましたのでお目当ての蔵書はすぐに見つかりました。
短時間で、調査を終了しなくてはなりませんので、該当する蔵書を片っ端から集めてきて、該当する箇所をコピーすることにしました。
著作権法により「調査目的」のみコピーが許可されているようです。(著作権法第31条の範囲内では、個人の方が調査研究の目的で、図書館の著作物の一部分を一部コピーすることができます。一部分とは、少なくとも著作物全体の半分以下となります。)(「三島市立図書館HP Q&Aより引用)
早速、レファレンスカウンターで「複写等申込書」に記入しました。(住所、氏名、コピーする「著書名」とコピーするページ箇所を記入します。)
最後にコピーした枚数を記入して係員に提出します。係員の方は手際よくページ箇所と枚数を確認していました。
②「三島市立公園「楽寿園」に入園して調査をしました。」
「どうして楽寿園なのか?」といいますと、太宰が描写している清流の源(みなもと)である「源兵衛川」の源流の「小浜池」が園内にあるのと「三島溶岩流」と「三島湧水」のメカニズムを知ることです。
また、「三島市立図書館」の蔵書の中に「三島郷土資料館(楽寿園内)」の編集、発行というものが多く、図書館では得られなかった情報があるのではないかと思いました。

三島市立公園「楽寿園」正門入口(2009年9月撮影)
正門の受付所で大人(満15歳以上)入園料300円を払い、一歩、園内に入ってみると市街地とは思えない「静寂」がありました。自動車の騒音も聞こえません。生い茂る樹木の木漏れ日と鳥の囀り。

「園内に入ったところ」(2009年9月撮影)
富士山の噴火で流れ出た溶岩(三島溶岩流)の上に、実生(みしょう)した樹木の生命力には驚かされます。※「実生(みしょう)」種子から発芽して生じた植物。挿し木・取り木に対していう。

「三島溶岩流とその上に実生した樹木」(2009年9月撮影)
暫く歩いていくと、突然、森が開けます。そこに見えたのが「小浜池」でした。
私がお邪魔したのは9月の初旬でしたが池には湧水はありませんでした。資料を見ると昭和30年頃を境に、毎年、湧水量が減少し池に湧水が溜まるのは珍しいようです。

「湧水が枯れた状態の小浜池全景」(2009年9月撮影)
「小浜池」をあとに、暫く歩いて行くと、お目当ての「郷土資料館」があります。

「三島市郷土資料館」(2009年9月撮影)

「静態保存されている蒸気機関車C58型」(2009年9月撮影)
(資料館の斜め前には、蒸気機関車の「SL C58型」が展示してあり運転席にも入れることができるようです。)
3階建ての立派な建物です。1階は「企画展示室」で年間に数回、色々なテーマに沿った企画展示をしているようです。2階、3階は常設展示室ということで三島にまつわる歴史と生活文化の展示でした。一通り展示品を見学してから、ここにしかないという刊行図書を購入しました。

「常設展示室」のコーナー(2009年9月撮影)
これで今回の調査は終了です。閉園時間も迫っていたので郷土資料館をあとに駅前口(三島駅)を目指します。
途中、大きな広場には「売店」「食堂」「どうぶつ広場」「のりもの広場」などがありましたが、今度の楽しみに取って置きます。
今回は、中尾氏の「三島文学散歩(静岡新聞社)」「続・三島文学散歩(静岡新聞社)」の記述に則り調査を行うと同時に文献での裏付けも行いました。
①「三島市立図書館本館で文献を調査しました。」
三島駅南口より徒歩8分のところに「三島市立図書館」はあります。

「三島市立図書館」入口(2009年9月撮影)

「三島市立図書館」全景(2009年9月撮影)
道路から見ると途轍もなく大きな建物なのでびっくりしましたが、どうやら図書館は「三島市民生涯学習センター(いきいきホール)」の1階・2階のようです。
1階の玄関を入っていくと正面に図書館の入口があります。入ってみて、まず、思ったのは「とにかく広い」。人口11万人の市立図書館としては施設が充実しているんじゃないでしょうか。
すでに図書館のHPで下調べはしてありましたので、調査・研究のための参考資料及び三島市・に関する郷土資料がある「レファレンスコーナー」に向いました。
一般図書コーナーとは別に、一番奥がレファレンスコーナーになっているようです。(入口にはセキュリティシステムがありました。大切な蔵書が盗難に合わない為のものでしょうか。)
レファレンスカウンターで座席番号をもらい、早速、調査開始です。
すでに該当する項目は図書館のHP「蔵書検索」で調べてありましたのでお目当ての蔵書はすぐに見つかりました。
短時間で、調査を終了しなくてはなりませんので、該当する蔵書を片っ端から集めてきて、該当する箇所をコピーすることにしました。
著作権法により「調査目的」のみコピーが許可されているようです。(著作権法第31条の範囲内では、個人の方が調査研究の目的で、図書館の著作物の一部分を一部コピーすることができます。一部分とは、少なくとも著作物全体の半分以下となります。)(「三島市立図書館HP Q&Aより引用)
早速、レファレンスカウンターで「複写等申込書」に記入しました。(住所、氏名、コピーする「著書名」とコピーするページ箇所を記入します。)
最後にコピーした枚数を記入して係員に提出します。係員の方は手際よくページ箇所と枚数を確認していました。
②「三島市立公園「楽寿園」に入園して調査をしました。」
「どうして楽寿園なのか?」といいますと、太宰が描写している清流の源(みなもと)である「源兵衛川」の源流の「小浜池」が園内にあるのと「三島溶岩流」と「三島湧水」のメカニズムを知ることです。
また、「三島市立図書館」の蔵書の中に「三島郷土資料館(楽寿園内)」の編集、発行というものが多く、図書館では得られなかった情報があるのではないかと思いました。

三島市立公園「楽寿園」正門入口(2009年9月撮影)
正門の受付所で大人(満15歳以上)入園料300円を払い、一歩、園内に入ってみると市街地とは思えない「静寂」がありました。自動車の騒音も聞こえません。生い茂る樹木の木漏れ日と鳥の囀り。

「園内に入ったところ」(2009年9月撮影)
富士山の噴火で流れ出た溶岩(三島溶岩流)の上に、実生(みしょう)した樹木の生命力には驚かされます。※「実生(みしょう)」種子から発芽して生じた植物。挿し木・取り木に対していう。

「三島溶岩流とその上に実生した樹木」(2009年9月撮影)
暫く歩いていくと、突然、森が開けます。そこに見えたのが「小浜池」でした。
私がお邪魔したのは9月の初旬でしたが池には湧水はありませんでした。資料を見ると昭和30年頃を境に、毎年、湧水量が減少し池に湧水が溜まるのは珍しいようです。

「湧水が枯れた状態の小浜池全景」(2009年9月撮影)
「小浜池」をあとに、暫く歩いて行くと、お目当ての「郷土資料館」があります。

「三島市郷土資料館」(2009年9月撮影)

「静態保存されている蒸気機関車C58型」(2009年9月撮影)
(資料館の斜め前には、蒸気機関車の「SL C58型」が展示してあり運転席にも入れることができるようです。)
3階建ての立派な建物です。1階は「企画展示室」で年間に数回、色々なテーマに沿った企画展示をしているようです。2階、3階は常設展示室ということで三島にまつわる歴史と生活文化の展示でした。一通り展示品を見学してから、ここにしかないという刊行図書を購入しました。

「常設展示室」のコーナー(2009年9月撮影)
これで今回の調査は終了です。閉園時間も迫っていたので郷土資料館をあとに駅前口(三島駅)を目指します。
途中、大きな広場には「売店」「食堂」「どうぶつ広場」「のりもの広場」などがありましたが、今度の楽しみに取って置きます。
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