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 ゴールデンウィークということで、日本テレビ、「あさ天、サタデー」の相沢真紀さんのコーナーがありませんでした。そこで、今回、特別企画として、「ショートドラマ」を掲載いたします。「コンビニで佇む女」は、相沢真紀さんのブログの内容をベースに、「ショートドラマ」として筆者が勝手に創作したものです。ご本人の実際のプライベートやタレント活動とは一切関係ありません。あくまでも、フィクションですので、お叱り、ご批判はご容赦ください。

「コンビニで佇む女」

○2006年5月5日7時42分、羽田空港出発ロビー。

連日のロケの疲れのせいか、少し体がだるかった。
昨日からの吐き気は、治まったものの体調はすぐれない。
予定では、マネージャーさんの手配してくれた8時30分の便で福岡へ行くことになっていた。

○10時25分、福岡空港到着ロビー

10時15分、定刻通り福岡空港に到着した。どんよりとした雲が立ち込めている。今朝の天気予報では、明日は雨になるらしい。
早朝なのか、ロビーは閑散としていた。ゴールデンウィークで帰省していたのか、親子連れが楽しそうに出発を待つ光景を見て、少し微笑ましくもあり、また、羨ましくもあり、複雑な気持ちだ。
福岡空港から、RKB毎日放送までは、タクシーで15分程だ。繁華街、天神まで地下鉄でも10分程度だった。真紀が出演している「MTM(Mentai TakoyakiどんなMonja)」という番組を制作しているRKB毎日放送は、福岡タワーと隣接した博多湾を望むところにあった。

○16時51分、出演者控え室

今日のロケは、小倉優子ちゃん、浜田翔子ちゃん。イベントに関連していくつかの質問をインタビューするのだが、同じタレントだというのに、どことなく輝いて見えた。

○17時00分、ホテル室内

今日のロケは終了し、真紀は、ベットに潜り込んでいた。何より睡眠が心地良い真紀にとってベットは、もうひとつの楽園のようでもあった。睡魔に襲われながらも福岡の友達、愛子ちゃんからの連絡を待っていた。ヨガのインストラクターをしている愛子ちゃんとは、番組の取材で知り合ってからの付き合いだった。これから、福岡の海を堪能、そして、夜は、楽しみにしていた焼肉・韓国料理「韓一館」での久々の焼肉パーティーだった。何故、海?真紀には、海に来ると思い出すことがあった。それは、まだ、タレントになる前のこと。新潟にいるとき、その当時、大好きだった彼と一緒にお弁当を持って来たデートのことを思い出すからだ。
「トゥルル、トゥルル」携帯電話が鳴った。愛子ちゃんからだった。

○17時30分、シーサイド百道(ももち)海浜公園

ホテルから、タクシーを飛ばしても10分位の距離にその公園はあった。
シーサイド百道(ももち)海浜公園は、博多っ子の憩いの場として有名なところだった。夏になれば、夜になるとカップルで賑わうところらしい。やはり潮風に当たると清清しい気分になれる。海は嫌いではない。東京に居てこんな気持ちになれたことは、あっただろうか?もちろん東京にも海はある。でも、真紀は一度として、行ってみたいと思ったことはなかった。
「真紀ちゃん、気持ちいいね。」サンダルを脱いで砂浜を、はしゃぎながら走る愛子ちゃんを見て、自分も嬉しくなった。
「愛子ちゃん、ブログに載せる写真、撮りたいんだけど、いい。」
「うん、いいよ。」

○21時09分、焼肉 韓国料理店「韓一館」

仕事で知り合ったダンススクールのインストラクター、愛子ちゃんとは久しぶりの食事会だった。
真紀が、焼肉が好きなことを知っていたので、気を利かせてくれたのであろう、福岡でも有名なお店店に招待してくれた。知り合うきっかけは仕事だったが、今では、プライベートなことも話すほどの仲になっていた。タレントと言っても、やはり、ひとりの女性。そこは、いろいろと相談することもあった。
お医者さんに肉を食べることを制限され、体調は万全ではなかったけれど、ご好意に甘えて食べることにした。勧められるまま、「マッコリ」を煽った。酒のつまみと、薦められたのが「丸腸」(680円)。脂が程よく甘みもあり、お酒がグングンすすんだ。

○23時44分、ホテル室内

「韓一館」で飲んだ「マッコリ」で、少しほろ酔い気分だった。明日のロケは、午後からということなので、そんなに気にしてはいなかった。ただ、歯磨きしていても、にんにくの匂いはしていた。

○2006年5月6日5時44分、ホテル室内

初夏の福岡の朝は、5月ともなると東京とは違い少し蒸し暑かった。
べットの備え付けの時計を覗き込むと、まだ5時だった。
真紀は、暫く目を閉じたまま、ジッとしていた。にんにくの匂いが部屋中に漂っていたが、気にしなかった。
ベッドから体を起こして、テーブルのミネラルウォーターを一口飲む。
飲み干すとため息をついた。
テーブルの上にあった今日のロケの台本をパラパラと捲る。「はぁ~っ」
台本に目を通すが、やはり、ペットホテルに預けてあるライムのことが、気になっていた。
「ライム、どうしてるかな?ご飯ちゃんと食べているかな?」
台本を置くと、昨日、買った株の雑誌にひと通り目を通す。やはり、むずかしい。
眠気を催してきたのでテレビのスイッチを入れた。
放送している番組を観ているとやはり、福岡に来ていることを実感する。
今日の天気は、雨だった。雨のロケは辛い。

気分転換にコンビニに行くことにした。フロントに聞いたら、コンビニは、ホテルの道を隔ててすぐ向い側にあるという。ホテルの浴衣から私服に着替えた。
ホテルを出ると部屋とは違い、外は寒かった。すこし、薄着で出てきてしまって後悔する真紀。ゴールデンウィークということもあってか、早朝の街は、何処となく静まりかえっていた。

○6時20分、コンビニ店内

コレと言って買うものもなく、店内を一周して、いつものように雑誌コーナーへ。
あれこれと、興味のありそうな雑誌を何冊か選んでレジへ。
真紀「・・・。」
コンビニ店員「・・・。」
スッピンの顔を見られて、ブログでは、「街で見かけたら気軽に声を掛けてください。」なんて言っちゃってるけど、やはり、テンションの低いときは、避けたい気分だった。ちょっとした、ストーリーを期待していたが、何もなかった。

○6時50分、ホテルの部屋

早朝の福岡の街を散策することもなく、そそくさとホテルに戻り、また、備え付けの浴衣に着替えて一息、付いていた。
「さっきのコンビニの店員さんに悪いことしちゃった。スッピンじゃなかったらもう少し愛想よくできたのに。」

雑誌をパラパラと捲っていると、読者モデルのページを見つけた。まだ、10代だろう。肌の色艶が眩しく見える。
数日前に部屋を掃除している時に偶然見つけた「レースクイーン」「TBSのワンギャル時代」の写真のことを思い出した。あのころは、何でも出来ると思っていた。煌びやかな世界に憧れて、芸能界に飛び込んだ。芸能界に入るきっかけになったのは、18歳の時、東京に遊びに来たときにスカウトされたのだ。
タレントになっていなかったら、やはり美容師の道に進んでいただろう。この歳なら、結婚して子供がいてもおかしくない年齢だ。幸せな結婚生活をしているだろうか?
東京という街に馴染まないのか?そう考えることもしばしばだった。

○12時29分、ホテル内レストラン

遅い朝食を摂ろうとエレベーターに向った。この時間になると混雑していることは、わかっていたが、「せっかく、頂いた朝食券を無駄にもできず。」と思っていたのがまずかった。結局、タイムオーバーで、ホテルでの朝食は諦めることにした。朝食の料理を見ることも無くホテルを後にした。すでに、雨は本降りとなり、今日一日このまま降り続くらしい。

○13時00分、ロケバス内

結局、ホテルで朝食を食べることはできなかった。コンビニで、おにぎりでも買っておけばよかったと後悔もしたが、ケンタッキーフライドチキン/西通り店で購入することにした。フライドチキンを食べる気力がなかったので、チキンフィレサンドセットをオーダーした。取り急ぎフィレサンドとポテトをアイスティーで流し込んだ。

○13時50分、福岡天神通り

今日のロケの目的は、モデル捜しだった。条件は、「可愛だけじゃなく背が高くてスタイルがよくて若い子」雨ということもあって、結局、2人の子としか遭遇できなかった。

○20時00分、天神通りロケ

雨という悪条件の中、7時間というロケは無事終了した。スタッフと挨拶を交わしテレビ局へと向った。

○21時00分、福岡空港第2ターミナル、2F出発ロビー

次回のロケの打ち合わせも終わり、搭乗予定の便に間に合わせたかったので、タクシーを飛ばして空港に向った。
ロケの疲れもあり、これからの帰途は辛かった。
出発ロビーに到着すると、真紀を呼ぶ声がした。声のする方には、一人の男性が立っていた。
熱心なファンが、空港で待っていてくれたのだ。ブログに書いていたので、それを確認して駆けつけてくれたと言う。ファンとはありがたいものだと、つくづく思った。12時29分の更新を見てくれていたのだ。福岡空港の出発口は一箇所なので、必ず合えると待っていてくれた。頻繁に更新するのも悪くないと思った。帰り際に、お土産ということで「たこ焼き」(たこ昌(まさ)、しょう油味たこ焼(大粒14個×1袋)特製ソース2袋付\1,050)をプレゼントしてくれた。「なぜ、たこ焼き?」、以前、質問コーナーで、大好きなのは、大阪と答えていたのを覚えていてくれたのだ。

○機内

雨の中でのロケで芯から体が冷えていたのでCAから貰った「コンソメスープ」は、有りがたかった。
ファンから貰ったプレゼントを眺めながら、海に行ったこと。愛子ちゃんとの食事会のこと。コンビニでの出来事。タレントしてのこれからのこと。ロケで雨の降る福岡の街を7時間も歩いたこと。を思い出して、思わず目頭が熱くなった。自分の実力などわからない。でも、ひとつ言える事は、今の仕事が好きとだいうこと。今は、自分の持てる力を出し切って頑張るしかない。

東京に帰ってら、すぐさま、最愛のパートナー、ライムを迎えに行こう。そう思う真紀であった。

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