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2006.06.21
ザ!世界が仰天ニュース~落ちた偶像、光クラブ事件~
「ザ!世界仰天ニュース、緊急特別版~落ちた偶像、光クラブ事件~」(綿密な取材による再現ドラマ)
日本テレビ、2006年6月28日(水)21時00分~22時54分放送予定。
出演
山崎・・・萩原聖人さん。
二宮・・・加藤晴彦さん。
秘書・啓子・・・佐田真由美さん。
静子・・・栗山千明さん。
三浦靖子さん。
ストーリー
「戦後大変革期・大学在学中に起業し巨万の富を築き上げた時代のちょう児・山崎晃嗣…その人生の栄華とわずか1年での帝国崩壊・悲劇の裏に隠された人生観。
戦後間もない日本で時代の寵児(ちょうじ)としてもてはやされながら、逮捕されて破たんした学生実業家、山崎晃嗣にスポットを当てる。山崎は東大在学中に金融会社、光クラブを設立し、高金利の配当を約束して出資者を募集。中小企業や商店主を相手に法外な金利で貸し付け、瞬く間に大金を集めて会社を大きく発展させた。ところが、法定利息を超過していたため、出資法違反で逮捕される。不起訴になったものの、顧客の信用を失って業績は悪化。山崎は駄じゃれを書き散らした遺書を残して自殺した。」(gooテレビ番組ナビより引用)
1月20日「ライブドアショック」のコラムでも、「光クラブ事件」と「ライブドア事件」に符合する部分が多い事に少し触れました。その後、「ライブドア事件」は、ライブドア前社長、堀江貴文被告(証券取引法違反、有価証券報告書の虚偽記載など)の逮捕、起訴ということで、現在は公判中です。平成のIT産業の隆盛期(情報化時代)に起きた事件ということで、昭和の「光クラブ」の事件とは比べものにならない程の被害者を出してしまいました。
今回、放送される「ザ!世界仰天ニュース、緊急特別版~落ちた偶像、光クラブ事件~」は、綿密な取材による再現ドラマということで興味を持って観たいと思います。ドラマの詳細な内容は不明ですが、「山崎晃嗣」の人物像に焦点が当てられているようです。このふたつの事件は、あたかも、その時代に必要とされた偶像としての寵児の登場と混沌とした時代に変革を求めた一般大衆の幻想が成せる業だったのかもしれません。
番組を観る前に予習として以下の著書をお薦めします。
「私は偽悪者」山崎晃嗣 著 牧野出版
東大生にして、ヤミ金融「光クラブ」社長・山崎晃嗣。欲望と合理精神だけを武器に戦後を駆け抜けた元祖リバタリアン(注1)による、1950年に出版された過激な問題作を復刊。元祖ホリエモンの生の声を聞け! (「MARC」データベースより)
(注1)「リバタリアン」
「リバタリアニズム」を信奉している人。
「リバタリアニズム」
「リバタリアニズム(英:libertarianism、自由至上主義)とは、各個人の自由を最大限尊重し、絶対的自由を損なう国家を廃止またはその機能を最小限化することを主張する思想。経済的には市場原理に任せれば富の再分配が自動的に行われ、安定した社会が成立すると唱える(→ノージック、フリードマン)。アメリカを中心に程度の差はあるが根強い支持を持つ。」(出典: フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」)
「真説 光クラブ事件 ―東大生はなぜヤミ金融屋になったのか―」保阪正康 著 角川書店
「49年一人の天才が日本を震撼させた。語られなかった真実を探る衝撃作!
東大生・山崎晃嗣が自殺した日、日本の戦後は終わった。天才的な頭脳と徹底的なリアリスムで闇の世界に生きた彼をかきたてたものは何だったのか? 数々の伝説に彩られた男の真実の姿を描く傑作ノンフィクション! 」ブックレビューを見てみると、ある意味、一種の「天才」が犯罪者に陥っていく過程が描かれている内容のようです。
「白昼の死角」
現在、映画「白昼の死角」のビデオは、残念ながら入手困難の上、ビデオレンタル店で置いているところも少ないようです。格好の予習教材なのですが仕方ありません。出来ることなら是非ともDVDとして発売して欲しいものです。

映画「白昼の死角」

クリックしてね。

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日本テレビ、2006年6月28日(水)21時00分~22時54分放送予定。
出演
山崎・・・萩原聖人さん。
二宮・・・加藤晴彦さん。
秘書・啓子・・・佐田真由美さん。
静子・・・栗山千明さん。
三浦靖子さん。
ストーリー
「戦後大変革期・大学在学中に起業し巨万の富を築き上げた時代のちょう児・山崎晃嗣…その人生の栄華とわずか1年での帝国崩壊・悲劇の裏に隠された人生観。
戦後間もない日本で時代の寵児(ちょうじ)としてもてはやされながら、逮捕されて破たんした学生実業家、山崎晃嗣にスポットを当てる。山崎は東大在学中に金融会社、光クラブを設立し、高金利の配当を約束して出資者を募集。中小企業や商店主を相手に法外な金利で貸し付け、瞬く間に大金を集めて会社を大きく発展させた。ところが、法定利息を超過していたため、出資法違反で逮捕される。不起訴になったものの、顧客の信用を失って業績は悪化。山崎は駄じゃれを書き散らした遺書を残して自殺した。」(gooテレビ番組ナビより引用)
1月20日「ライブドアショック」のコラムでも、「光クラブ事件」と「ライブドア事件」に符合する部分が多い事に少し触れました。その後、「ライブドア事件」は、ライブドア前社長、堀江貴文被告(証券取引法違反、有価証券報告書の虚偽記載など)の逮捕、起訴ということで、現在は公判中です。平成のIT産業の隆盛期(情報化時代)に起きた事件ということで、昭和の「光クラブ」の事件とは比べものにならない程の被害者を出してしまいました。
今回、放送される「ザ!世界仰天ニュース、緊急特別版~落ちた偶像、光クラブ事件~」は、綿密な取材による再現ドラマということで興味を持って観たいと思います。ドラマの詳細な内容は不明ですが、「山崎晃嗣」の人物像に焦点が当てられているようです。このふたつの事件は、あたかも、その時代に必要とされた偶像としての寵児の登場と混沌とした時代に変革を求めた一般大衆の幻想が成せる業だったのかもしれません。
番組を観る前に予習として以下の著書をお薦めします。
「私は偽悪者」山崎晃嗣 著 牧野出版
東大生にして、ヤミ金融「光クラブ」社長・山崎晃嗣。欲望と合理精神だけを武器に戦後を駆け抜けた元祖リバタリアン(注1)による、1950年に出版された過激な問題作を復刊。元祖ホリエモンの生の声を聞け! (「MARC」データベースより)
(注1)「リバタリアン」
「リバタリアニズム」を信奉している人。
「リバタリアニズム」
「リバタリアニズム(英:libertarianism、自由至上主義)とは、各個人の自由を最大限尊重し、絶対的自由を損なう国家を廃止またはその機能を最小限化することを主張する思想。経済的には市場原理に任せれば富の再分配が自動的に行われ、安定した社会が成立すると唱える(→ノージック、フリードマン)。アメリカを中心に程度の差はあるが根強い支持を持つ。」(出典: フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」)
「真説 光クラブ事件 ―東大生はなぜヤミ金融屋になったのか―」保阪正康 著 角川書店
「49年一人の天才が日本を震撼させた。語られなかった真実を探る衝撃作!
東大生・山崎晃嗣が自殺した日、日本の戦後は終わった。天才的な頭脳と徹底的なリアリスムで闇の世界に生きた彼をかきたてたものは何だったのか? 数々の伝説に彩られた男の真実の姿を描く傑作ノンフィクション! 」ブックレビューを見てみると、ある意味、一種の「天才」が犯罪者に陥っていく過程が描かれている内容のようです。
「白昼の死角」
現在、映画「白昼の死角」のビデオは、残念ながら入手困難の上、ビデオレンタル店で置いているところも少ないようです。格好の予習教材なのですが仕方ありません。出来ることなら是非ともDVDとして発売して欲しいものです。

映画「白昼の死角」

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