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「汐留☆イベント部・分室」
日本テレビ、2006年12月13日(水)26時35分~26時50分放送。

日本テレビのダメ社員(という設定)と、それを統括する部次長(日本テレビ女子アナ)が、イベントを紹介するというコミカルなコント仕立ての構成となっています。
「美術・コンサート・舞台・・・、そんな華やかなステージを扱うセクションが汐留のテレビ局にあった。その名はイベント部。でも、その汐留から遥か遠く離れた地に、落ちこぼたアホ社員たちが、島流しされた哀れな分室があった。」それは、「汐留☆イベント部。」
出演
神奈月さん(神奈月課長、窓際生活31年、神経衰弱症、モノマネ依存症)
原口あきまささん(原口係長、入社11年、昨年(2005年)10月、突然の左遷人事で分室へ)
堀口文宏さん(あさりど)(堀口社員、平社員、入社11年、ゴマすり社員、超M男が入っている)
ホリさん(ホリ社員、新婚、無能社員、モノマネ芸は天才級が入っている)
はなわさん(はなわ社員、途中入社、ガテン系社員)
杉上佐智枝アナ(杉上部次長、入社6年目、極度に頑強な肉体&多重人格)
スザンヌさん(スザンヌ(アルバイト))

第61話「洗濯鬼、帰る」

○いつものイベント部・分室

神奈月課長をはじめ全員が整列している。(ホリ社員はいない。)
神奈月課長「え~っ。みなさんおはようございます。」
一同「おはようございます。」
神奈月課長「只今より緊急朝礼を行います。」
堀口社員「(原口係長に)何かあったのかな?」
原口係長「(堀口社員に)今日、遅刻したんだよ。」
テロップ「(神奈月課長)収録1時間半遅刻。」
堀口社員「そういう事もありますよ。ねえ、課長。・・・そういう事もありますよね?」
神奈月課長「うるせぇ馬鹿野郎!!」
堀口社員「え~っ!」
神奈月課長「そんな事よりな。今日、みんなに悲しいお知らせがある。」
一同「え~っ。悲しいお知らせ?」
神奈月課長「本日をもって、この自由な日が消滅するんです。」
一同「え~っ!?」
堀口社員「どういうこと。どういうこと。」
神奈月課長「あの人が帰って来るんだよ!」
はなわ社員「ミセス洗濯板の!」
原口係長「ゴシップ好きの(噛む)汐留という紅夜叉が戻ってくるんですか?」
神奈月課長「(原口係長に)お前も遅刻したのか!?」
テロップ「(原口係長)収録40分遅刻。」
原口係長「(頭が)回ってないんです。」
神奈月課長「何なんだ。この現場は!?だから・・・。よく続いてんな。この会社は!」
「アハハハ」一同が笑っていると、突然、「バシッ!」紙の筒で原口係長の頭を叩く人物が・・・。杉上部次長だ。
一同「あ~っ!!」
杉上部次長「ただいまぁ。」
堀口社員「お帰りなさいませ。」
杉上部次長「あんたたち。聞くところによると、ずいぶん伸び伸びと一ヶ月やってたみたいね~。」
そこに、木村拓哉さんの扮装をしたホリ社員が登場する。
ホリ社員「(木村さんのモノマネで)あ!!天空の城ラピュタに出てくるロボット兵だ。」
杉上部次長を指差す。
杉上部次長「誰がロボット兵よ!」
ホリ社員の指をつかみ持って振り回す。「ポキポキ。」
ホリ社員「待てよ!!ポキポキ。ポキポキ。言っただろうお前よ。」
杉上部次長「決めました!今日からこの床使用禁止。全員足上げなさい。」
一同「え~っ!?」
杉上部次長「(全員に)床につけない!!」
おもいおもいに飛んだり跳ねたりして足を上げている部員たち。原口係長は長テーブルにうつ伏せに寝そべっている。それを見た杉上部次長は、「バシッ。」「バシッ。」紙の筒で何回も叩く。
杉上部次長「今から私ね。ちょっとうまい事を言うわよ。「この一ヶ月の間。みんなそうやって地に足着いてない状態だったんでしょ~。」・・・ムヒヒ、・・・ちょっとうまい。」
ホリ社員「お前殺すよ。」
スタッフ、笑い。
神奈月課長「それぞれ、みんなイベントの為にですね。がんばってたんですよ。」
杉上部次長「証拠があるの?」
杉上部次長に1本のビデオテープを手渡す神奈月課長。
神奈月課長「これが、あの~。はなわとスザンヌが、よ~く働いちょった・・・働きっぷりが入っておりますので。」
堀口社員「2人共すごく頑張ってたんですよね?課長。」
神奈月課長「(堀口社員の頭を叩いて)「バシッ!」うるせぇお前!!」
スタッフ、笑い。
×  ×  ×
はなわ社員とスザンヌさんの「スーパーエッシャー展」のレポートのVTR。

スザンヌさん「ハイ!仕事ができるスザンヌです!今日は「スーパーエッシャー展」にやって来ました!!」
そこに、はなわ社員が登場。
はなわ社員「エッシャ♪エッシャ♪エッシャほい♪しゃっしゃっ♪と。・・・あ!!おい。スザンヌ何やってんだよ。こんなところで!」
スザンヌさん「「エッシャー展」を皆さんに伝えるために。・・・仕事できますから。・・・こちらです!ムフフ。」
「滝」(1961年)という作品の前で、
はなわ社員「有名なだまし絵ですよ。コレ。」
スザンヌさん「え~っ!」
はなわ社員「だまされちゃったコレ?」
スザンヌさん「だまされた・・・。」
はなわ社員「(スザンヌは)だます方なの?だまされる方なの?」
スザンヌさん「私は・・・。だます方です。・・・魔性です。」
はなわ社員「クフフ。」
スザンヌさん「ムフフフ。」
「深み」(1955年)「立方体による空間分割」(1952年)の作品の前で、
はなわ社員「この絵、ちょっと覚えておいて。」
スザンヌさん「分かりました。・・・何これ。すごい。」
はなわ社員「CGで見れるようになってるんですよ。」
スザンヌさん「え!?さっきの絵が?」
はなわ社員「これね。触れるんだよ!」
スザンヌさん「わ~っ。すごい!すごい!すごい!エッシャーさんにも見せてあげたかったですね。」
×  ×  ×
はなわ社員「気になったのがさ。みんなさ。耳に何かつけて持ってるんだけど。」
スザンヌさん「それは、これなんです。ニンテンドーDSなんですけど、お客さんがいっぱいいて近くで観れない時とかは作品が観れるんです。」
※ニンテンドーDSで作品を細部まで閲覧可能。
はなわ社員「これじゃあ。持ちながらみんなやってるのか。」
×  ×  ×
「スーパーエッシャー展」の紹介。
×  ×  ×
VTRを観終わって。
杉上部次長「まあまあ、がんばってたじゃない。あんたたち。」
はなわ社員「すごかったです。ホントにね。」
スザンヌさん「うん。素敵でした。」
杉上部次長「(スザンヌさんに)何が一番良かったの?」
スザンヌさん「リトグラフっていうやつです。」
はなわ社員「こういう感じで、線になってるやつ。」
堀口社員「全然分かんない。」
神奈月課長「エッシャーがプレッシャー・・・なんつって。」
堀口社員「さ~ぶっ!!」
神奈月課長「「バシッ!」うるせぇお前は!!」
堀口社員「エッシャーがプレッシャーつってね!」
一同「さぁ~ぶ!!」
堀口社員「いや。おかしいっ。」
原口係長「エッシャーがプレッシャーなんつって!」
神奈月課長「エッシャーがプレッシャーなんつって!」
杉上部次長「エッシャーがプレッシャー・・・(ビヨン。ビヨン。)・・・ちょっと!!」
みんなにつられてやるが・・・
一同「アハハハ。」
杉上部次長「ちょっと!!」
原口係長「えっ!?今、こういうのやってましたね?ナハ。ナハ。」
杉上部次長「解雇してやる~。」
一同「アハハハ。」
×  ×  ×
「WE WILL ROCK YOU」の紹介。
×  ×  ×
杉上部次長「で。原口は何か仕事してたの?」
原口係長「もちろんですよ。やってましたよ。「X-TRAIL JAM」の特番作ってきたんですよコレ。枠取りましたよ。」
杉上部次長「いつ?」
原口係長「12月20日、来週水曜日24時46分からです。」

「X-TRAIL JAM IN TOKYO DOME 2006」12月20日、24時46分~放送。 

杉上部次長「12月20日、来週水曜日24時46分からご覧のチャンネルで。・・・良くやったわ。」
原口係長「何で俺の消すんですか~!?」
杉上部次長「堀口は何か仕事してんの?」
堀口社員「とんでもない。(神奈月課長に)やってましたよね~。」
神奈月課長「やってねえだろ。(バシッ!)お前は!!」
堀口社員「やってましたよ!」
神奈月課長「お前やってないだろ。」
堀口社員「やってましたよ。」
神奈月課長「お前なんかスノボーで遊ぼーなんつって。」
はなわ社員「スノボーで・・・。」
ホリ社員「スノボーで遊ぼうなんつって!」
スザンヌさん「スノボーで遊ぼうなんつって!」
原口係長「スノボーで遊ぼうなんちゃって!」
また、みんなにつられて・・・
杉上部次長「スノボーで遊ぼうなんつって!」(ビヨン!ビヨン!)
一同「う~わっ!!」
杉上部次長「帰りたい・・・。」
×  ×  ×
「SHIBUYA-AX」の紹介。
×  ×  ×
杉上部次長「(堀口社員に)あんた。ちょっと、どこにも仕事した形跡なかったじゃないのよ~。」
堀口社員「ウソですよ。」
杉上部次長「は!?」
一同「アハハハ。」
杉上部次長「ウソ!?」
堀口社員「久々に部次長に会えてお仕置き頂きたいじゃないですか。だから、まあ、ウソついたみたいな。」
杉上部次長「ホント面倒臭い男ねぇ。アンタって。」
一同「アハハハ。」
堀口社員「来ました。ジワジワ来ましたよ。・・・ちょっと、あの、横から鼻をピンってやってもらっていいすか?」
杉上部次長「これでね。」
堀口社員「ちょっと、近めがいいです。」
杉上部次長「はい。」
堀口社員「いいすか?いいすか?・・・(堀口社員の鼻に指を近づける)せ~の「ペロッ」(杉上部次長の指を舐める。)」
杉上部次長「いや~っ!!ちょっと、ホントに信じられない!!」
堀口社員「だまされた。・・・(杉上部次長の)この顔見てください。たまりませんな~。」
一同「アハハハ。」
「バシッ。バシッ。」堀口社員を紙の筒で何度も何度も叩く杉上部次長。
堀口社員「アッ。アチャアチャアチャ!!」
×  ×  ×
杉上部次長「(ホリ社員に)アナタは何か仕事をしたの?」
ホリ社員「俺は、あの~映画で侍やったりとか。CMでウサギ男やったりとか?色々とやってましたよ。」
杉上部次長「それ本物の話でしょ?あなたは何をやってたの?」
ホリ社員「ちょっと。でも怒った顔もお前可愛いな。」
杉上部次長「ムフフ。」
ホリ社員「お前いい女だな。」
杉上部次長「課長!ちょっと。この男を本物みたいにウサギ男にしてやってちょうだい!!」
神奈月課長「分かりました。・・・おい!みんな!やってしまえ!」
ホリ社員「何?何?」
一同「お~っ!!」
ホリ社員「何だよ!このくだり!何だよ!このくだりは!!」
はなわ社員がホリ社員の口にニンジンを入れる。
ホリ社員「うわ~っ!!ゴホッ。ゴホゴホ。」
スタッフ、笑い。
喉まで入ったのか咳をして目が充血しているホリ社員。
神奈月課長「ウサギの目になってる。」
同じようにもう一度、口の中にニンジンを入れられる。
ホリ社員「ちょっ。待てよ!!」
今度は堀口社員が餌食になる。
神奈月課長「あのね。このウサちゃんはねぇ。これ(ニンジン)を入れた後ね。ギャグやってくれるの。」
堀口社員「これ入れた後にギャグ出来る訳ないでしょ!」
神奈月課長「出来るよ。お前このヤロー。」
堀口社員「(神奈月課長に)出来るんですか!?」
神奈月課長「あれ?」
一同「アハハハ。」
神奈月課長がやることに。
一同「あ~っ。」
神奈月課長「あ~っ。」
ニンジンを口の中に押し込む。
神奈課長「ウグッ。ゲホッ。ゴホゴホ。」
一同「ハイ。ハイ。ギャグ。ギャグ。」
神奈月課長「・・・ニンジン・オブ・ジョイトイ。」
一同「アハハハ。」
ホリ社員「出来た!!」
一同「わ~っ!!課長。」
部員たちの拍手。
原口係長「課長!さすが!」



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