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2007.11.26
ホッピーが、今、なぜ若い女性に人気なのか?
「めざましテレビ(フジテレビ)」(2007年11月15日(木)放送)
「ココ調」(7時16分~7時23分放送)担当は、戸部洋子アナウンサー。
11月3日に公開された昭和を舞台にした映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」が、大ヒットする中、居酒屋では、ちょっとした不思議な現象が起きているといいます。
酒宴で、若い女性がこぞって飲んでいるもの・・・それは「ホッピー」。

「業務用ホッピー(ホッピー、黒ホッピー)」※ 関東圏のみの流通となります。

「市販用ホッピー(ホッピー330、ホッピーBLACK、55ホッピー)」
※(写真は「ホッピービバレッジ株式会社」HPより引用)
N「昭和23年生まれの飲み物「ホッピー」。実は、ここ数年で(販売額が)8億8,000万円(2001年)から23億3,000万円(2006年)と3倍にまで増加しているのです。」
〇ある居酒屋でのインタビュー
女性「友だちが飲んでるから飲んでみたら、結構、美味しかったので・・・。」

「めざましテレビ」(2007年11月15日放送より引用)
N「若い女性に浸透するホッピーブーム。そこで、今日は、その人気の理由を徹底的に調べました。」
「ホッピーとは?」

「めざましテレビ」(2007年11月15日放送より引用)
「ビールテイストの飲料水(アルコール度数0.8%)で、焼酎に割って飲むのが一般的なスタイル」
「どれくらい浸透しているのか?」、戸部アナが街中を探してみると・・・配達中の「ホッピー」がトラックに積まれているのを発見。そして至るところに「ホッピー」の文字が・・・
そこで「いつから置いているのか?」お店で聞いてみると・・・
居酒屋A「去年のちょうど今頃がらいですね。」
居酒屋B「10ヶ月ぐらい前から。」
新橋で調査したところ「ホッピーを取り扱う店舗数」は、13軒(2003年)から38軒(2007年)と3倍に増加していました。(「ココ調」調べ)
取り扱っているお店を覗いてみると
〇「六文銭本店」(東京都台東区浅草1-16-9)では、若い女性がホッピーを飲んでいる光景が。
〇「Tamaliba」(東京都新宿区新宿3-6-9 山口ビルB1)では、
「白ホッピー、黒ホッピー(各520円)」
女性客A「ビールほど苦くもないし、ちょっと、なんかサッパリしている(感じがする。)」
女性客B「ビールに比べると炭酸が薄まってるから飲みやすいかもしれない。」
女性客C「プリン体が入ってないので、ビールより良いかなと思ったのと、あとは低カロリーというのを聞いてホッピーを飲んでいます。」
実は「ホッピー」、ビールに比べて「低カロリー」「低糖質」「プリン体がゼロ」ということで健康志向の人にぴったりなのだとか。(※「ホッピービバレッジ」調べ)
①「ホッピーが女性に人気の理由は、ビールより飲みやすく健康的」
〇「六文銭本店」?
女性客A「何かどこかレトロなところに行ったりして飲む・・・ビンの色とか、何か下町っほさがある。」
〇「Tamaliba」?
女性客A「何か、カタカナが好き「ラムネみたいな。」アハハハ。」
N「昭和23年の発売以来、変わらぬビンとラベル。その昔懐かしい感じに魅かれるというのです。最近のレトロブームも影響しているのでしょうか?」
〇「えびす駄菓子バー」(東京都渋谷区恵比寿西1-13-7 )
女性客A「こういう所に来たから、ちょっと雰囲気が合っているので飲んでみようかな~。「何かお父さんとかが飲んでたかなぁ~」とか思って、見た事はないんですけど。」
N「そんなホッピーを愛する女性たちが登場したことに、長年の愛好者たちは。」
〇「Tamaliba」?
男性客A「いいですね。エヘヘへ。共感を呼ぶ。」
男性客B「変にカクテルとか飲むよりは、これ(ホッピー)カクテルとして捉えるとカクテルであるし、でもカクテルの中では「親父のカクテル」なんですよ。若い世代にサラリーマンが飲むお酒を飲んでくれることは、すごく良いことだと思うんですよ。」
女性客A「おじさんたちの「昔の物がいいなぁ。」みたいなのが「ああ良いのかな。」と思って飲み始めました。」
②「ホッピーが女性に人気の理由は、懐かしくレトロな雰囲気が魅力」
〇「Mitani-ya」(東京都中央区銀座8-4-4 村喜五号館ビル1F)(バー)
このお店では、最近では、女性のニーズに応えて新たなホッピースタイルが誕生しているといます。
店員さん「ホッピーをカクテルとして、若い人にも飲んでいただきたくて提供しています。」
〇「沖縄料理・魚・島酒 まんま 赤坂店」(東京都港区赤坂3-9-5 マーブル赤坂B1)
店員さん「沖縄料理屋なので島酒ホッピーを開発したんです。」

「めざましテレビ」(2007年11月15日放送より引用)
このお店では、焼酎ではなく沖縄のお酒「泡盛・シークヮーサー」を割ったもの「島酒ホッピー(530円)」を提供しています。
〇「三茶氣」(東京都世田谷区三軒茶屋2-14-21 三茶氣ビル1~2F)
店員さん「ホッピーカクテルでしたら、女性の方が多いようです。」

「めざましテレビ」(2007年11月15日放送より引用)
このお店では、女性に飲みやすいようにと①「カシス」②「ブラッディ(ブラッディー‐マリー)」③「さんざし(山査子)」④「ラム」⑤「梅」⑥「電気(ブラン)」(各580円)と6種類以上のホッピーカクテルを提供しています。※「ブラッディ‐マリー(ブラディ‐メアリー)」(ウオツカとトマトジュース、またはこれにレモンジュースを混ぜた飲み物。)※「さんざし」(バラ科の落葉小低木。よく枝分かれし、とげがある。葉は丸みのあるくさび形で縁に粗いぎざぎざがある。春、白い花をつけ、実は黄色または赤色に熟し、薬用。)
そんな中、ホッピーブームは飲食店以外にも波及して・・・
〇「マインマート・竜泉店」(東京都台東区竜泉3-17-3)

「めざましテレビ」(2007年11月15日放送より引用)
店頭には、「ホッピー330」「ホッピーBLACK」「55ホッピー」が並べられています。
酒屋さんでホッピーを購入して楽しんでいるAさんにインタビューしてみると、「家庭での意外な楽しみ方がある。」といいます。そこでAさん宅におじゃましてみること・・・
〇Aさん宅屋上
見晴らしの良い屋上で、家族でバーベキューをしているAさん。
Aさん「アルコールなし?」
女性「オンリーホッピーで。(酒が)弱いんですけど、ホッピーなら、みんなでカンパイできますからね。」
Aさんの奥さん「同じものでも、みんなで飲めるんでいいですね。」
③「「ホッピーが女性に人気の理由は、割るもの、濃さがアレンジできる。」
N「健康志向やレトロ人気に後押しされながら、様々なスタイルに進化しているホッピー。これは一時のブームではないのかもしれません。」
〇番組の結論
「ホッピーが今、女性に人気の理由」
★プリン体がゼロ・低カロリー
★レトロなデザインがオシャレ
★苦味が少なく飲みやすい
★色んなお酒に合う
★ストレートでも楽しめる
★炭酸が少ないから何杯でも飲める
※飲食店でのお客さんへのインダビュー場面では、編集上、インサートカットにより場所が前後して特定できない場合があります。筆者の方で映像を観て判断していますので、実際の場所と違う場合があります。
そこで・・・
実際に筆者も購入して「ホッピー」を試飲してみました。
近所にあるスーパーマーケットで、市販の「ホッピー330」「ホッピー BLACK」(どちらも税込みで100円。)を購入。
確かにラベルには「低カロリー」「低糖質」「プリン体0(ゼロ)」の文字が書いてあります。
その他には、2005年、第35回食品産業新聞主催「食品産業技術功労賞 マーケティング部門受賞!!」と。また、親切に「おいしい飲み方」のレシピまで印刷されています。
今回は、ホッピーそのものの味を確かめる為に、あえて、そのままテイスティングしてみました。
①栓を抜き瓶に鼻を近づけると、ほのかにビール独特の麦芽の香りがします。
②コップに注ぐと、きめ細かい泡が立ちました。
③一口飲んでみるとレポートにもあったようにビールほどの苦みもなく、「後味すっきり」といった感じです。
ビールテイスト飲料だけあって、ビールほど強く主張していませんので色々な割り方で楽しめそうです。
〇「ホッピー」の詳しい内容は「ホッピービバレッジ株式会社」へ。
〇楽天オンラインショップ

「ホッピーおてがるサンセットn初めて特別セット」

「【税込】ホッピーおてがる330セットg卸直販・鮮度一番、業務用ジョッキ(500cc) 1個セット 」
資料
「ホッピー」
ホッピー(Hoppy)とは、コクカ飲料株式会社(現ホッピービバレッジ株式会社)が1948年に発売した、麦酒様清涼飲料水(ノンアルコールビールの一種)および焼酎をホッピーで割った飲み物の呼び名である。ホッピーはホッピービバレッジ株式会社の登録商標。
概要
発売当時ビールが高嶺の花で有ったことから、ビールの代用品の「焼酎割飲料」として爆発的に売れた。現在でも東京、特に京成沿線を中心とした下町およびその近辺の大衆居酒屋では、定番の飲み物である。 ミニコミ誌『酒とつまみ』の編集者・大竹聡によれば、中央線の東京~高尾間では全32駅すべての周辺にホッピーを扱う飲食店があるという。
黒ビールに相当するホッピーブラックも存在する。ビールに含まれるプリン体が無いこともあり、健康志向のノンアルコール飲料(焼酎の割り材)として近年人気が再燃している。また前述の健康志向、業務用瓶のレトロなデザインがオシャレ、苦味が少なく飲みやすい、アルコールの濃度が好みの状態に調整出来る等の理由により近年女性の支持も広まりつつある。
由来
創業者の石渡秀が「本物のホップを使った本物のノンビア」との意味をこめてホッビーと名付けようとしたが、発音しずらい為、ホッピーとなった。
ロゴ
現在も使用されている特徴的な「ホッピー」のロゴは1967年(昭和42年)頃に社内公募で生まれた。女性社員の夫(デザイナー)が晩酌をしながらデザインを書き、その女性社員によって応募したものが採用された。その後、1972年(昭和47年)にロゴが印刷されたオリジナルボトルが登場した。
酒税法上の扱い
ホッピーは、旧酒税法時代にその製法を免許されているため、現行酒税法では認められていない製法(例えば、工程中に製品アルコール濃度が1%を超過する)での製造が唯一可能である。
歴史
ビールが高級品扱いだった大正末期に代用品としてのノンアルコールビール(ノンビア)がブームとなった。ただ、技術や材料の不足で質の悪い物が多く流通しており、当時赤坂でラムネ・サイダー等の清涼飲料水製造販売「秀水舎」を営んでいた創業者の石渡秀の方に「ノンビアを作って欲しい」との要望が寄せられるようになった。しかし、石渡は質の良い「本物のノンビア」を作りたい一心から、製造に使用する材料が揃わずにスタートする事には難色を示していた。
1926年(大正15年)、長野県野沢に清涼飲料会社を設立し別工場を構えた際、その地に当時入手困難であったホップの畑があるのを偶然発見、それにより材料の入手・確保に目処が立った事もあり「本物のノンビアが作れる」とノンアルコールビールの研究開発に着手する。
昭和に入ると次第に戦時色が濃くなり、戦禍を逃れる為に拠点を一度赤坂から野沢に移して開発を続けた。そして終戦、戦禍を逃れた製造設備をそれと同時に野沢から赤坂に戻し、開発が完了していたホッピーの製造を開始し、1948年7月15日ホッピー発売。発売当時、新橋で販売したところ、ビールが高嶺の花で有ったことから、焼酎をホッピーで割る飲み方が街で自然と生まれ、ビールの代用品の「焼酎割飲料」として爆発的に売れ「生よりうまいホッピービア」と言われる事もあった。1956年(昭和31年)ホッピーの製造特許を取得。1960年(昭和35年)麦酒様清涼飲料水のもろみ製造免許を取得。
1970年(昭和45年)、ホッピーの製造をしている赤坂工場付近の都市開発が進んだ為、そちらを閉鎖し調布市に工場を移転した。調布移転の理由として事業規模拡大、造設備装置の近代化、水質面等である。その後、ドイツ産直輸入ホップの使用(1977年)等リニューアルを行い、昭和50年代に東京の街で再度大きな人気を得て1981年(昭和56年)には1日に20万本を売るまでに成長し、その時期の売り上げのピークを迎えた。しかし、1982年(昭和57年)に博水社が発売した柑橘系炭酸飲料「ハイサワー」が爆発的に売れ、焼酎の割り材の需要が柑橘系等の炭酸飲料に大きく移行していった事や他の商品に押され、ホッピーは長い低迷期に入る。
当時社長はホッピーが売れない状況は仕方が無いと割り切り、原点である「品質へのこだわり」「品質向上」を掲げ、同社が持っていた技術や設備や酵母等が全体的に陳腐化していた為、大幅な刷新を図った。濾過機をビール製造仕様の本格的なタイプへ変更、麦芽やホップを煮沸して麦汁を取る機械の近代化(1985年)、大手ビールメーカーから優秀な技術者をスカウト、その技術者に酵母が衰退化している事を指摘され、ドイツのミュンヘン大学にある何千種類の酵母のなかから、ホッピーに合ったもの購入(1985年)、等の取り組みを行ったことにより、ホッピーの品質は格段に向上した。しかし、その様な努力もホッピーの売上向上には中々現れず、ホッピーの低迷期は1990年代後半まで続き、その間はサワーや1995年に製造販売を始めた地ビールが主軸となって同社を支えてきた。
1997年(平成9年)創業者の孫に当たる石渡美奈が入社して数々の改革を成し遂げ、その成果が出てきた事、また彼女の功績によってホッピーに対して新しいイメージが形成された事、飲酒運転の厳罰化によりノンアルコールビールが見直された事、低カロリー・低糖質・プリン体ゼロによる健康志向へのマッチ、2004年以降のレトロブーム、等の要因や背景もあってホッピーの売上は回復、更に上昇し2003年以降4年連続で過去最高の売上高を更新している。
商品
ホッピー (元祖ホッピー)
黒ホッピー (香ばしさの中に、苦みと甘みが調和する)
55ホッピー (ホッピー発売55年を記念して作られた商品)
ホッピー330 (家庭用に発売されたワンウェイボトル商品)
ホッピーブラック (家庭用に発売された、中身は黒ホッピーと同じ)
飲み方
ホッピー5:焼酎1の分量で割るとアルコール度数5パーセントの酒が出来上がる。使用される焼酎は風味の少ない甲類が推奨されている。ただし、大衆居酒屋の多くでは焼酎の分量を多めにしている。
居酒屋でホッピーを頼むとグラス(またはジョッキ)に焼酎が入れられ、別に瓶入りのホッピーが添えられるスタイルが多い。なお、こういった店では「ナカ」「ソト」という呼び方がされるが、「ナカ」=焼酎、「ソト」=ホッピーである(「ソトおかわり」と言うとホッピーの瓶をもう1本持ってきてくれる)。ごく僅かではあるが、ホッピー用のサーバーを用意し、生ビールさながらに生ホッピーを出す店も存在する。この場合は「ナカ」「ソト」の注文はできない。
近年ではホッピーをベースに作ったカクテルをメニューに揃えた飲食店も増えつつある。
ホッピーは長らく飲まれているため、居酒屋や個人によって各種のこだわりがあるという。代表的なものは以下の通りである。
グラス(またはジョッキ)、ホッピー、焼酎の3つを良く冷やすと旨いとされ「三冷」と言われる。中にはジョッキに焼酎を入れ、シャーベット状になるまで冷凍庫に入れる店もある。
注ぐ際、順番は焼酎→ホッピー(泡立てるように注ぐ)、氷は風味を損ねる原因となるので不要、かき混ぜるのは良くない、とされる。
ホッピーとの相性がよい焼酎として宮崎本店の『キンミヤ焼酎』が挙げられている。」
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)

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「ココ調」(7時16分~7時23分放送)担当は、戸部洋子アナウンサー。
11月3日に公開された昭和を舞台にした映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」が、大ヒットする中、居酒屋では、ちょっとした不思議な現象が起きているといいます。
酒宴で、若い女性がこぞって飲んでいるもの・・・それは「ホッピー」。

「業務用ホッピー(ホッピー、黒ホッピー)」※ 関東圏のみの流通となります。

「市販用ホッピー(ホッピー330、ホッピーBLACK、55ホッピー)」
※(写真は「ホッピービバレッジ株式会社」HPより引用)
N「昭和23年生まれの飲み物「ホッピー」。実は、ここ数年で(販売額が)8億8,000万円(2001年)から23億3,000万円(2006年)と3倍にまで増加しているのです。」
〇ある居酒屋でのインタビュー
女性「友だちが飲んでるから飲んでみたら、結構、美味しかったので・・・。」

「めざましテレビ」(2007年11月15日放送より引用)
N「若い女性に浸透するホッピーブーム。そこで、今日は、その人気の理由を徹底的に調べました。」
「ホッピーとは?」

「めざましテレビ」(2007年11月15日放送より引用)
「ビールテイストの飲料水(アルコール度数0.8%)で、焼酎に割って飲むのが一般的なスタイル」
「どれくらい浸透しているのか?」、戸部アナが街中を探してみると・・・配達中の「ホッピー」がトラックに積まれているのを発見。そして至るところに「ホッピー」の文字が・・・
そこで「いつから置いているのか?」お店で聞いてみると・・・
居酒屋A「去年のちょうど今頃がらいですね。」
居酒屋B「10ヶ月ぐらい前から。」
新橋で調査したところ「ホッピーを取り扱う店舗数」は、13軒(2003年)から38軒(2007年)と3倍に増加していました。(「ココ調」調べ)
取り扱っているお店を覗いてみると
〇「六文銭本店」(東京都台東区浅草1-16-9)では、若い女性がホッピーを飲んでいる光景が。
〇「Tamaliba」(東京都新宿区新宿3-6-9 山口ビルB1)では、
「白ホッピー、黒ホッピー(各520円)」
女性客A「ビールほど苦くもないし、ちょっと、なんかサッパリしている(感じがする。)」
女性客B「ビールに比べると炭酸が薄まってるから飲みやすいかもしれない。」
女性客C「プリン体が入ってないので、ビールより良いかなと思ったのと、あとは低カロリーというのを聞いてホッピーを飲んでいます。」
実は「ホッピー」、ビールに比べて「低カロリー」「低糖質」「プリン体がゼロ」ということで健康志向の人にぴったりなのだとか。(※「ホッピービバレッジ」調べ)
①「ホッピーが女性に人気の理由は、ビールより飲みやすく健康的」
〇「六文銭本店」?
女性客A「何かどこかレトロなところに行ったりして飲む・・・ビンの色とか、何か下町っほさがある。」
〇「Tamaliba」?
女性客A「何か、カタカナが好き「ラムネみたいな。」アハハハ。」
N「昭和23年の発売以来、変わらぬビンとラベル。その昔懐かしい感じに魅かれるというのです。最近のレトロブームも影響しているのでしょうか?」
〇「えびす駄菓子バー」(東京都渋谷区恵比寿西1-13-7 )
女性客A「こういう所に来たから、ちょっと雰囲気が合っているので飲んでみようかな~。「何かお父さんとかが飲んでたかなぁ~」とか思って、見た事はないんですけど。」
N「そんなホッピーを愛する女性たちが登場したことに、長年の愛好者たちは。」
〇「Tamaliba」?
男性客A「いいですね。エヘヘへ。共感を呼ぶ。」
男性客B「変にカクテルとか飲むよりは、これ(ホッピー)カクテルとして捉えるとカクテルであるし、でもカクテルの中では「親父のカクテル」なんですよ。若い世代にサラリーマンが飲むお酒を飲んでくれることは、すごく良いことだと思うんですよ。」
女性客A「おじさんたちの「昔の物がいいなぁ。」みたいなのが「ああ良いのかな。」と思って飲み始めました。」
②「ホッピーが女性に人気の理由は、懐かしくレトロな雰囲気が魅力」
〇「Mitani-ya」(東京都中央区銀座8-4-4 村喜五号館ビル1F)(バー)
このお店では、最近では、女性のニーズに応えて新たなホッピースタイルが誕生しているといます。
店員さん「ホッピーをカクテルとして、若い人にも飲んでいただきたくて提供しています。」
〇「沖縄料理・魚・島酒 まんま 赤坂店」(東京都港区赤坂3-9-5 マーブル赤坂B1)
店員さん「沖縄料理屋なので島酒ホッピーを開発したんです。」

「めざましテレビ」(2007年11月15日放送より引用)
このお店では、焼酎ではなく沖縄のお酒「泡盛・シークヮーサー」を割ったもの「島酒ホッピー(530円)」を提供しています。
〇「三茶氣」(東京都世田谷区三軒茶屋2-14-21 三茶氣ビル1~2F)
店員さん「ホッピーカクテルでしたら、女性の方が多いようです。」

「めざましテレビ」(2007年11月15日放送より引用)
このお店では、女性に飲みやすいようにと①「カシス」②「ブラッディ(ブラッディー‐マリー)」③「さんざし(山査子)」④「ラム」⑤「梅」⑥「電気(ブラン)」(各580円)と6種類以上のホッピーカクテルを提供しています。※「ブラッディ‐マリー(ブラディ‐メアリー)」(ウオツカとトマトジュース、またはこれにレモンジュースを混ぜた飲み物。)※「さんざし」(バラ科の落葉小低木。よく枝分かれし、とげがある。葉は丸みのあるくさび形で縁に粗いぎざぎざがある。春、白い花をつけ、実は黄色または赤色に熟し、薬用。)
そんな中、ホッピーブームは飲食店以外にも波及して・・・
〇「マインマート・竜泉店」(東京都台東区竜泉3-17-3)

「めざましテレビ」(2007年11月15日放送より引用)
店頭には、「ホッピー330」「ホッピーBLACK」「55ホッピー」が並べられています。
酒屋さんでホッピーを購入して楽しんでいるAさんにインタビューしてみると、「家庭での意外な楽しみ方がある。」といいます。そこでAさん宅におじゃましてみること・・・
〇Aさん宅屋上
見晴らしの良い屋上で、家族でバーベキューをしているAさん。
Aさん「アルコールなし?」
女性「オンリーホッピーで。(酒が)弱いんですけど、ホッピーなら、みんなでカンパイできますからね。」
Aさんの奥さん「同じものでも、みんなで飲めるんでいいですね。」
③「「ホッピーが女性に人気の理由は、割るもの、濃さがアレンジできる。」
N「健康志向やレトロ人気に後押しされながら、様々なスタイルに進化しているホッピー。これは一時のブームではないのかもしれません。」
〇番組の結論
「ホッピーが今、女性に人気の理由」
★プリン体がゼロ・低カロリー
★レトロなデザインがオシャレ
★苦味が少なく飲みやすい
★色んなお酒に合う
★ストレートでも楽しめる
★炭酸が少ないから何杯でも飲める
※飲食店でのお客さんへのインダビュー場面では、編集上、インサートカットにより場所が前後して特定できない場合があります。筆者の方で映像を観て判断していますので、実際の場所と違う場合があります。
そこで・・・
実際に筆者も購入して「ホッピー」を試飲してみました。
近所にあるスーパーマーケットで、市販の「ホッピー330」「ホッピー BLACK」(どちらも税込みで100円。)を購入。
確かにラベルには「低カロリー」「低糖質」「プリン体0(ゼロ)」の文字が書いてあります。
その他には、2005年、第35回食品産業新聞主催「食品産業技術功労賞 マーケティング部門受賞!!」と。また、親切に「おいしい飲み方」のレシピまで印刷されています。
今回は、ホッピーそのものの味を確かめる為に、あえて、そのままテイスティングしてみました。
①栓を抜き瓶に鼻を近づけると、ほのかにビール独特の麦芽の香りがします。
②コップに注ぐと、きめ細かい泡が立ちました。
③一口飲んでみるとレポートにもあったようにビールほどの苦みもなく、「後味すっきり」といった感じです。
ビールテイスト飲料だけあって、ビールほど強く主張していませんので色々な割り方で楽しめそうです。
〇「ホッピー」の詳しい内容は「ホッピービバレッジ株式会社」へ。
〇楽天オンラインショップ

「ホッピーおてがるサンセットn初めて特別セット」

「【税込】ホッピーおてがる330セットg卸直販・鮮度一番、業務用ジョッキ(500cc) 1個セット 」
資料
「ホッピー」
ホッピー(Hoppy)とは、コクカ飲料株式会社(現ホッピービバレッジ株式会社)が1948年に発売した、麦酒様清涼飲料水(ノンアルコールビールの一種)および焼酎をホッピーで割った飲み物の呼び名である。ホッピーはホッピービバレッジ株式会社の登録商標。
概要
発売当時ビールが高嶺の花で有ったことから、ビールの代用品の「焼酎割飲料」として爆発的に売れた。現在でも東京、特に京成沿線を中心とした下町およびその近辺の大衆居酒屋では、定番の飲み物である。 ミニコミ誌『酒とつまみ』の編集者・大竹聡によれば、中央線の東京~高尾間では全32駅すべての周辺にホッピーを扱う飲食店があるという。
黒ビールに相当するホッピーブラックも存在する。ビールに含まれるプリン体が無いこともあり、健康志向のノンアルコール飲料(焼酎の割り材)として近年人気が再燃している。また前述の健康志向、業務用瓶のレトロなデザインがオシャレ、苦味が少なく飲みやすい、アルコールの濃度が好みの状態に調整出来る等の理由により近年女性の支持も広まりつつある。
由来
創業者の石渡秀が「本物のホップを使った本物のノンビア」との意味をこめてホッビーと名付けようとしたが、発音しずらい為、ホッピーとなった。
ロゴ
現在も使用されている特徴的な「ホッピー」のロゴは1967年(昭和42年)頃に社内公募で生まれた。女性社員の夫(デザイナー)が晩酌をしながらデザインを書き、その女性社員によって応募したものが採用された。その後、1972年(昭和47年)にロゴが印刷されたオリジナルボトルが登場した。
酒税法上の扱い
ホッピーは、旧酒税法時代にその製法を免許されているため、現行酒税法では認められていない製法(例えば、工程中に製品アルコール濃度が1%を超過する)での製造が唯一可能である。
歴史
ビールが高級品扱いだった大正末期に代用品としてのノンアルコールビール(ノンビア)がブームとなった。ただ、技術や材料の不足で質の悪い物が多く流通しており、当時赤坂でラムネ・サイダー等の清涼飲料水製造販売「秀水舎」を営んでいた創業者の石渡秀の方に「ノンビアを作って欲しい」との要望が寄せられるようになった。しかし、石渡は質の良い「本物のノンビア」を作りたい一心から、製造に使用する材料が揃わずにスタートする事には難色を示していた。
1926年(大正15年)、長野県野沢に清涼飲料会社を設立し別工場を構えた際、その地に当時入手困難であったホップの畑があるのを偶然発見、それにより材料の入手・確保に目処が立った事もあり「本物のノンビアが作れる」とノンアルコールビールの研究開発に着手する。
昭和に入ると次第に戦時色が濃くなり、戦禍を逃れる為に拠点を一度赤坂から野沢に移して開発を続けた。そして終戦、戦禍を逃れた製造設備をそれと同時に野沢から赤坂に戻し、開発が完了していたホッピーの製造を開始し、1948年7月15日ホッピー発売。発売当時、新橋で販売したところ、ビールが高嶺の花で有ったことから、焼酎をホッピーで割る飲み方が街で自然と生まれ、ビールの代用品の「焼酎割飲料」として爆発的に売れ「生よりうまいホッピービア」と言われる事もあった。1956年(昭和31年)ホッピーの製造特許を取得。1960年(昭和35年)麦酒様清涼飲料水のもろみ製造免許を取得。
1970年(昭和45年)、ホッピーの製造をしている赤坂工場付近の都市開発が進んだ為、そちらを閉鎖し調布市に工場を移転した。調布移転の理由として事業規模拡大、造設備装置の近代化、水質面等である。その後、ドイツ産直輸入ホップの使用(1977年)等リニューアルを行い、昭和50年代に東京の街で再度大きな人気を得て1981年(昭和56年)には1日に20万本を売るまでに成長し、その時期の売り上げのピークを迎えた。しかし、1982年(昭和57年)に博水社が発売した柑橘系炭酸飲料「ハイサワー」が爆発的に売れ、焼酎の割り材の需要が柑橘系等の炭酸飲料に大きく移行していった事や他の商品に押され、ホッピーは長い低迷期に入る。
当時社長はホッピーが売れない状況は仕方が無いと割り切り、原点である「品質へのこだわり」「品質向上」を掲げ、同社が持っていた技術や設備や酵母等が全体的に陳腐化していた為、大幅な刷新を図った。濾過機をビール製造仕様の本格的なタイプへ変更、麦芽やホップを煮沸して麦汁を取る機械の近代化(1985年)、大手ビールメーカーから優秀な技術者をスカウト、その技術者に酵母が衰退化している事を指摘され、ドイツのミュンヘン大学にある何千種類の酵母のなかから、ホッピーに合ったもの購入(1985年)、等の取り組みを行ったことにより、ホッピーの品質は格段に向上した。しかし、その様な努力もホッピーの売上向上には中々現れず、ホッピーの低迷期は1990年代後半まで続き、その間はサワーや1995年に製造販売を始めた地ビールが主軸となって同社を支えてきた。
1997年(平成9年)創業者の孫に当たる石渡美奈が入社して数々の改革を成し遂げ、その成果が出てきた事、また彼女の功績によってホッピーに対して新しいイメージが形成された事、飲酒運転の厳罰化によりノンアルコールビールが見直された事、低カロリー・低糖質・プリン体ゼロによる健康志向へのマッチ、2004年以降のレトロブーム、等の要因や背景もあってホッピーの売上は回復、更に上昇し2003年以降4年連続で過去最高の売上高を更新している。
商品
ホッピー (元祖ホッピー)
黒ホッピー (香ばしさの中に、苦みと甘みが調和する)
55ホッピー (ホッピー発売55年を記念して作られた商品)
ホッピー330 (家庭用に発売されたワンウェイボトル商品)
ホッピーブラック (家庭用に発売された、中身は黒ホッピーと同じ)
飲み方
ホッピー5:焼酎1の分量で割るとアルコール度数5パーセントの酒が出来上がる。使用される焼酎は風味の少ない甲類が推奨されている。ただし、大衆居酒屋の多くでは焼酎の分量を多めにしている。
居酒屋でホッピーを頼むとグラス(またはジョッキ)に焼酎が入れられ、別に瓶入りのホッピーが添えられるスタイルが多い。なお、こういった店では「ナカ」「ソト」という呼び方がされるが、「ナカ」=焼酎、「ソト」=ホッピーである(「ソトおかわり」と言うとホッピーの瓶をもう1本持ってきてくれる)。ごく僅かではあるが、ホッピー用のサーバーを用意し、生ビールさながらに生ホッピーを出す店も存在する。この場合は「ナカ」「ソト」の注文はできない。
近年ではホッピーをベースに作ったカクテルをメニューに揃えた飲食店も増えつつある。
ホッピーは長らく飲まれているため、居酒屋や個人によって各種のこだわりがあるという。代表的なものは以下の通りである。
グラス(またはジョッキ)、ホッピー、焼酎の3つを良く冷やすと旨いとされ「三冷」と言われる。中にはジョッキに焼酎を入れ、シャーベット状になるまで冷凍庫に入れる店もある。
注ぐ際、順番は焼酎→ホッピー(泡立てるように注ぐ)、氷は風味を損ねる原因となるので不要、かき混ぜるのは良くない、とされる。
ホッピーとの相性がよい焼酎として宮崎本店の『キンミヤ焼酎』が挙げられている。」
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)

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