「めざましテレビ(フジテレビ)」(2008年5月29日(木)放送)
「ココ調」(7時19分〜7時27分放送)
担当は、中村光宏アナ。
N「小麦粉の値上げ、さらに、追い討ちをかけるように原油価格の高騰で、私たちの家計が、どんどん苦しくなる今。スーパーのチラシから消えたものが・・・。それは・・・」

「めざましテレビ」(2008年5月29日放送より引用)
主婦A「カップラーメンは、あまり見てないかな。」
主婦B「インスタントラーメンとか。」
そこで、実際にスーパーマーケットのチラシを見てみると、
〇「スーパーA店」(東京都墨田区)
店頭に貼り出してあるチラシを調べる中村アナ。
中村アナ「本当にカップラーメン消えてますね。」
N「実は、昨年の6月頃、小麦粉の値上げが発表されたのを、きっかけにカップ麺がチラシに載る回数が減少。その後も、さらに減り続け、この1年で3分の1にまで落ち込んでいるのです。」

「めざましテレビ」(2008年5月29日放送より引用)
店長「お客さんを呼ぶことができないので、(カップ麺を)掲載しなくなりました。」
値上げラッシュの今、チラシにどんな影響が出ているのか、チラシから見えてくる食品事情を調べてきました。

「めざましテレビ」(2008年5月29日放送より引用)
ココ調「スーパーのチラシから見えてくる、今の食品事情」
〇スタジオ

「めざましテレビ」(2008年5月29日放送より引用)
大塚さん「う〜ん。土・日を中心に確実にチラシは、たくさん入ってきていますけども、カップ麺、消えてたんですね?・・・これ、気付かなかったですね!」
高島アナ「ねえ。その変化に気付かなかったです。」
中村アナ「そうなんですよ。・・・そしてですね。インスタントラーメン以外にもですね。原材料の値上げを受けまして、今、チラシに様々な変化が起きてるんです。そこで、今日は、「去年と今年のチラシでは、何がどう変わったのか?」徹底的に調べてきました。」
〇街頭インタビュー
Q「チラシって毎日、チェックされてます?」
主婦C「チラシはチェックしてます。」
主婦D「チラシがあるから新聞を取っているので。」
「スーパーのチラシを参考に買い物をしますか?」(主婦100人アンケート)
「YES」81%、「NO」19%。(ココ調、主婦100人アンケート)
そんな大注目のチラシ。主婦は去年と比べて、どんな変化を感じているのでしょうか?
主婦E「小麦粉もあまり(チラシに)載らなくなったかな。」
主婦が感じる、去年と今年のチラシの変化(※ココ調、主婦100人アンケートから)
第3位「小麦粉系が少なくなった。」
去年まで特売品の定番だったパンやカップ麺などの小麦粉製品が、チラシから姿を消しつつあるのが、家計に響いているといいます。
主婦F「載っている商品自体は、少なくなっていると思います。」
第2位「特売品の種類が減った。」
実際に特売品の種類は減ったのでしょうか?
〇「チラシ図書館」(東京都中央区日本橋蛎殻町1−9−1 アポテックビル3階)で調査してみます。※ここでは、全国から取り寄せたチラシ60万枚を法人を対象に閲覧できるようになっています。(有料)
中村アナ「1年前と、今、特価品の数は、どれだけ違うのか調べてみたいと思います。」
数あるチラシの中から、大手10社のスーパーマーケットを選び、どう変わったのか比べてみると、意外なことがわかりました。
実は、スーパーのチラシ。同時期のものを比較してみると、レイアウトや使われている写真がほとんど同じでした。これは、安さや季節感を出す為の工夫なんだとか。
さらに別のチラシは、大きさが違う為か、チラシに載っている特売品の数にも差があります。
そして、数えた結果、10社中8社のチラシの特売品の数が減っていることがわかりました。チラシに載っている特売品が減っているスーパーマーケット各社。
それでは、スーパーマーケット各社は、集客の為、どんな努力をしているのでしょうか?
「大手スーパー」(東京都大田区)で聞いてみると、
広報センター担当者「私ども、プライベートブランド商品を、有名メーカーさんと組んで独自で開発しています。安定した低価格商品なので、チラシの登場回数も増えております。」
自社で生産しているため、余計な流通ルートがなく、ローコストで商品を販売できるプライベートブランド。(※スーパーマーケットが独自に開発したローコスト商品。)これらをチラシに載せることで、新たに目玉商品を作ろうと努力しているといいます。
では、こうして作られたチラシを配る新聞の営業所では、何か変化を感じているのでしょうか?
〇「産経新聞 新小岩店」(東京都葛飾区新小岩2-2-20)
平台の上には、大量のチラシが置かれています。
所長「お店によってはですね。(今まで)隣の町まで広く配っていたのが、お店の近くだけという形で、地域限定のチラシが多くなりましたね。」
広告費の削減もあり、厳しい状況のスーパー業界。でも、もっと苦しい状況なのは、やはり家計を預かる主婦です。
主婦G「いろんな物が全て値段が上がっていますもの。」
主婦H「10%ぐらいは上がっている感じはします。」
第1位「特売品でも値上げしているものが多い。」

「めざましテレビ」(2008年5月29日放送より引用)
〇「スーパーB店」
去年の今頃のチラシと比較してみると、
特売品を数えてみると、小麦粉系だけではなく豆腐などの大豆系、揚げもの、乳製品、お酒類など、16種類が、去年より値上げしているのがわかりました。
こうした状況について、チラシ情報をまとめている専門家は、
〇「ドゥ・ハウス
全国チラシ情報サービスセンター」(東京都港区新橋6-20-2)
担当者「実際、昨年とチラシに出てくるアイテムを比べると、268アイテム中、174アイテムが1年前より値上がりしています。」
特売品といえども、それほど値が下がらないのが実情のようです。
こうした中、「主婦は、どんな努力をしているのでしょうか?」
主婦I「今日のチラシは、これですけど・・・昨日のチラシが・・・。」
毎日、チラシを保管している主婦のIさんは、この日は7軒のチラシを入念にチェック。検討に検討を重ね、イザ、買い物に出発します。
1軒目「スーパーC店」・・・コーヒー。
2軒目「スーパーD店」・・・小麦粉、ヨーグルト。
3軒目「スーパーE店」・・・酢、キュウリ、トマトケチャップ、アルミホイル、豆腐。
計8品を購入。
主婦I「いらない物は買わない。・・・むやみやたらと買い込まない。」
主婦Jさん。こちらの主婦は、Iさんと同じく、毎朝、チラシをチェックするのは同じなんですが、
主婦J「携帯取ってきていいですか?」
携帯電話を取りに行ったJさん。
主婦J「メモ替わりに、いつも携帯を使うんですよ。突然、外出したりしても、携帯は持っているので、次の日でも忘れない。」
値上がりが相次ぐ、この時代。主婦にとってチラシは「どんな存在なのでしょうか?」
主婦K「経済新聞を見るよりも、身近な経済が見える。」
チラシは、ただ単に値段を知らせるものではなく、時代を映す生活の鏡であることが、よくわかりました。
〇スタジオに戻って

「めざましテレビ」(2008年5月29日放送より引用)
大塚さん「あれだけ、毎日、熟読してると、ホントに経済が分かりますよね。」
高島アナ「ねえ。主婦なんかも(商品の)相場も分かりますもんね。」
大塚さん「それにしも、あの〜、チラシを読む労力も大変なもんですね。それで(買い物)、何軒も行っていると時間もかかりますよね。専業主婦じゃないとできませんかね?」
高島アナ「なかなかね。そういうこともありますよね。時間がかかる・・・。」
中村アナ「そんな主婦のみなさんの声を聞いたところ、「今までよりもチラシをよくチェックするようになった。」「安くても必要でなければ買わなくなった。」という声が多かったです。」
大塚さん「不必要なものは買っちゃいけませんよね。今ね。」
高島アナ「ついつい買っちゃうことってあるんですよね。そういうのを排除して無駄を省かないといけない時代ですね。」
大塚さん「いや〜っ。ホントに今の経済の厳しさがよくわかりましたね。」
※このコラムでは、取材に協力しているスーパマーケットや個人の方の名称は、仮名にしてあります。

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