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「Mr.サンデー(フジテレビ系)」(2010年9月19日(日)22時00分~23時15分放送)から

 2010年9月18日(土)、19日(日)の両日、大会史上、最大の43万5千人の来場者が訪れた味の祭典、B級ご当地グルメの祭典!「第5回、B-1グランプリ in ATSUGI」(第1会場 イトーヨーカドー厚木店、駐車場、第2会場 厚木野球場)が、神奈川県厚木市で開催されました。今回は初参加18団体を加えた46団体が熱き戦いを繰り広げました。
 厚木市といえば、第3回「久留米大会」(福岡県久留米市、2008年11月1~2日)の覇者「厚木シロコロ・ホルモン」の聖地です。

 番組では、大会の華やかな舞台裏、大会参加者たちの「悲壮な思い」をリポートしていました。目指せ「ご当地グルメ」日本一。街おこしにかける味に迫ります。(※番組で放送された内容を採録して再構成しています。)

N「この街で生まれた・・・この味で育った・・・今、故郷は・・・。」

〇「B-1グランプリ第1会場(イトーヨーカドー厚木店、駐車場)」

 どのブースも熱気につつまれいる。来場者は、お目当てのB級グルメを買い求め、会場のあちらこちらで大人から子供まで笑顔で食らいついている。

N「しかし・・・人々は知っているだろうか?故郷から「おらが街の味」を持ち寄った男たちの悲壮な思いを。」

〇「とある出展ブース」

 汗だくになって行列の整理をしている一人の男性。そう、この男性、今回、初参戦した青森県十和田市の「十和田バラ焼き」を率いているリーダーの畑中宏之(47歳)さん。

畑中さん「やっぱり元気な街にしたい。それが自分の責務でもあるし思いでもある。」

〇「青森県十和田市」

 閑散とした市内の中心商店街を案内する畑中さん。あちらこちらの商店のシャッターが閉まっている。

畑中さん「もう閉まりに閉っちゃって・・・「シャッター通り」ですね。」

1982年頃の活気溢れる商店街の写真。

程なく歩くと広大な空き地が見える。

畑中さん「ここは僕の小さいころからのドリームランド(夢の国)だったんですよ。ここに来ればファーストフード・・・ここでハンバーガーって食べ物を経験しましたし・・・。」

 この広大な夢の跡地は、かつて市内唯一のデパート「ジョイフルシティ十和田亀屋」(開店当初は「ファミリーデパート十和田亀屋」(1972年~2000年))」があったといいます。
 
〇「とある空き地」

何もない広大な空き地を見つめている畑中さん。

N「いったい。この街はどうなってしまうのか?そんな時、頭をよぎったのは「B-1グランプリ」だった。そうだ。十和田には「バラ焼き」があるじゃないか。」

※「十和田バラ焼き」甘辛いしょうゆダレに漬け込んだ牛バラ肉とタマネギを焼く料理。

N「米軍三沢基地に近く、安く入った牛バラ肉とタマネギを甘辛のタレで焼く。十和田市民のソウルフードだ。
 戦後、すぐに生まれたと言われ、今も小さな十和田の街の80軒以上の店で「バラ焼き」が食べられる。十和田の人間なら当たり前のごくありふれた料理だが・・・もし・・・これが「B-1グランプリ」で全国区になったなら・・・。」

〇「閑散とする商店街」

シャッターが閉まっている閑散とした商店街を歩く畑中さん。

N「この街がもう一度、あの日の活気を取り戻せるかもしれない。」
畑中さん「ゴーストタウン化してますよね。このままじゃ。・・・変えたい。変えたい!でも、変えるための第一歩として「B-1グランプリ」で、何とか・・・こう入賞、優勝したいね。そして経済効果をもたらしたい。」
N「目指すは、あの「富士宮やきそば」で全国区となった静岡県富士宮市だった。「B-1グランプリ」連覇をはたして以来、観光バスが連なってやってくるまでになった街。市内におよそ150軒の「やきそば屋」は、どこも閉店まで客が途切れない。」

〇「とある富士宮市内のやきそば屋」

大きな鉄板の前で忙しそうに大量のやきそばを焼いている女性店主。

女性店主「休日、旗日(店が)終わるまで、こんな状態です。・・・うれしい悲鳴です。」

テロップ「年間(客)800人→2万5000人

N「年間、800人弱だった観光客は、30倍近くに膨れ上がり、その経済効果は、およそ220億円にのぼると言われている。」

〇「青森県八戸市」

N「一方、同じ青森にも先輩はいる。港町、八戸の「せいべい汁」だ。」

※「せんべい汁」主に鶏ダシでしょうゆ味のスープに汁専用のせんべいを煮込む料理。

N「専用のせんべいは、グツグツ煮込んでも、決して崩れずモチモチシコシコの食感を生み出す。B-1グランプリでは、3年連続2位という快挙を成し遂げた。・・・すると市内に160軒以上といわれる「せんべい汁」を出すお店に変化が起きた。」

〇「とある八戸市内のお店A」

女性店員「九州とか沖縄からもいらっしゃいます。」

〇「とある八戸市内のお店B」

男性店主「B-1グランプリの影響もすごく大きいと思いますね。ここまで(八戸せんべい汁を)メジャーに押し上げてくれたというか・・・はい。」

N「名刺に(せんべい汁の)写真を入れ、自らセールスマンを自認する、あの藤川優里(ゆり)議員(青森県八戸市市議会議員)はB-1グランプリがもたらしたものは、経済効果だけではないという。」

〇「とある八戸市内のお店C」

藤川議員「一番感じるのは、やはり、この「せんべい汁」を郷土料理として認識して、市民の皆さまの自信につながったということが、一番大きな効果ではなかったかと・・・私は思っています。」

〇「とある八戸市内の体育館」

大勢の子供たちが「せんべい汁体操」を踊っている。

N「B-1グランプリがくれた郷土の誇りと自信。・・・それは「バラ焼き」で挑む十和田の畑中さんにとって、どうしても手に入れたいものだった。」

〇「畑中さんの自宅」

大会に参加するスタッフが集まり、直前まで「バラ焼き」を漬け込むタレの微調整が続いていた。タレの最大のポイントは、十和田産のニンニクと青森産のりんごが隠し味。

N「老若男女に受けるよう子供は大事な味見役・・・なのだが・・・。」

テーブルに上には「バラ焼き」が。

畑中さん「食べてみて。」
女の子「あーまたか。」
一同「ヘヘヘへへ。」
N「何度も続くと・・・ちょっとつらい。」
女の子「(一口食べて)おいしい。」
畑中さん「おいしい?ちゃんと噛んでみて。・・・辛くない?」
女の子「うん。」
畑中さん「本当に辛くない?」
女の子「うん。」
畑中さん「よし!子供たちにも受けなきゃ・・・やっぱりね。優勝はできない。・・・ちっちゃい子供たちからおじいちゃん、おばあちゃんまで支持をされないと・・・これでいくべし。」

〇「B-1グランプリ第2会場(厚木野球場)」

晴天に恵まれた会場。多くの来場者が、それぞれ、お目当ての出展ブースに行列している。

N「さまざまな思いが交錯するB-1グランプリ。中でも一際、長い行列の先に、昨年、初出場にして、いきなり3位となった脅威のメニューがあった。その名は「津山ホルモンうどん」。」

※ホルモンのうま味と味噌しょうゆのタレが特徴のこってりとした焼きうどん。

(その2)に続きます。



資料

「大会出展料理・出展団体」(全46出展)

北海道富良野市「富良野オムカレー(富良野オムカレー推進協議会)」
北海道北見市「オホーツク北見塩やきそば(オホーツク北見塩やきそば推進協議会)」
青森県八戸市「八戸せんべい汁(八戸せんべい汁研究所)」
青森県黒石市「黒石つゆやきそば(やきそばのまち黒石会)」
青森県十和田市「十和田バラ焼き(十和田バラ焼きゼミナール)」
青森県青森市「青森生姜味噌おでん(青森おでんの会)」
秋田県仙北市「あいがけ神代カレー(神代地域活性化推進協議会)」
秋田県横手市「横手やきそば(横手やきそば暖簾会)」
岩手県北上市「北上コロッケ(北上調理師会)」
宮城県登米市「登米・油麩丼(登米・油麩丼の会)」
宮城県石巻市「石巻焼きそば(石巻茶色い焼きそばアカデミー)」
福島県双葉郡浪江町「なみえ焼そば(浪江焼麺太国)」
群馬県太田市「上州太田焼そば(上州太田焼そばのれん会)」
埼玉県行田市「行田ゼリーフライ(行田ゼリーフライ研究会)」
神奈川県三浦市「三崎まぐろラーメン(三浦中華料理研究会)」
神奈川県厚木市「厚木シロコロ・ホルモン(厚木シロコロ・ホルモン探検隊)」
神奈川県湯河原町「湯河原名物たんたんたぬきの担々やきそば(湯河原担々やきそば会)」
神奈川県南足柄市「足柄まさカリー 黄金(きん)のポット(金太郎プロジェクト推進委員会)」
山梨県大月市「大月おつけだんご(大月市おつけだんごの会)」
山梨県甲府市「甲府鳥もつ煮(みなさまの縁をとりもつ隊)」
静岡県富士宮市「富士宮やきそば(富士宮やきそば学会)」
静岡県静岡市「静岡おでん(静岡おでんの会)」
静岡県裾野市「モロヘイヤ入りすその水ギョーザ(すそのギョーザ倶楽部)」
静岡県三島市「みしまコロッケ(みしまコロッケの会)」
静岡県袋井市「袋井宿「たまごふわふわ」(袋井市観光協会)」
静岡県浜松市「浜松餃子(浜松餃子学会)」
愛知県豊川市「豊川いなり寿司(いなり寿司で豊川市をもりあげ隊)」
三重県四日市市「四日市とんてき(四日市とんてき協会)」
長野県駒ヶ根市「駒ヶ根ソースかつ丼(駒ヶ根ソースかつ丼会)」
岐阜県郡上市「奥美濃カレーひっちゃく棒(奥美濃カレー協同組合)」
岐阜県各務原市「各務原キムチ鍋(キムチ日本一の都市研究会)」
岐阜県郡上市「めいほう鶏ちゃん(めいほう鶏ちゃん研究会)」
福井県小浜市「浜焼き鯖バラちらし寿司(御食国若狭倶楽部)」
兵庫県明石市「あかし玉子焼(明石名物ひろめ隊)」
兵庫県高砂市「高砂にくてん(高砂にくてん喰わん会)」
兵庫県姫路市「姫路おでん(姫路おでん普及委員会)」
岡山県津山市「津山ホルモンうどん(津山ホルモンうどん研究会)」
岡山県真庭市「ひるぜん焼そば(ひるぜん焼そば好いとん会)」
広島県府中市「府中焼き(備後府中焼きを広める会)」
鳥取県鳥取市「鳥取とうふちくわ膳(鳥取とうふちくわ総研)」
島根県出雲市「出雲ぜんざい(日本ぜんざい学会)」
福岡県北九州市「小倉発祥焼うどん(小倉焼うどん研究所)」
福岡県久留米市「久留米やきとり(久留米焼きとり文化振興会)」
長崎県雲仙市「小浜ちゃんぽん(小浜ちゃんぽん愛好会)」
長崎県大村市「大村あま辛まっ黒!カレー(大村あま辛カレーうまか隊!)」
大分県佐伯市「佐伯ごまだしうどん(佐伯ごまだしの会)」

〇B-1グランプリ第1会場(イトーヨーカドー厚木店、駐車場)

(1)「十和田バラ焼き」(十和田バラ焼きゼミナール)
(2)「豊川いなり寿司」(いなり寿司で豊川市をもりあげ隊)
(3)「登米・油麩丼」(登米・油麩丼の会)
(4)「大村あま辛まっ黒!カレー」(大村あま辛カレーうまか隊!)
(5)「浜焼き鯖バラちらし寿司」(御食国若狭倶楽部 )
(6)「あいがけ神代カレー」(神代地域活性化推進協議会)
(7)「駒ヶ根ソースかつ丼」(駒ヶ根ソースかつ丼会 )
(8)「富良野オムカレー」(富良野オムカレー推進協議会)
(9)「ひるぜん焼そば」(ひるぜん焼そば好いとん会)
(10)「小浜ちゃんぽん」(小浜ちゃんぽん愛好会)
(11)「八戸せんべい汁」(八戸せんべい汁研究所)
(12)「静岡おでん」(静岡おでんの会)
(13)「佐伯ごまだしうどん」(佐伯ごまだしの会)
(14)「湯河原名物たんたんたぬきの担々やきそば」(湯河原担々やきそば会)
(15)「なみえ焼そば」(浪江焼麺太国)
(A)「富士宮やきそば」(富士宮やきそば学会)
(B)「厚木シロコロ・ホルモン」(厚木シロコロ・ホルモン探検隊)
(C)「横手やきそば」(横手やきそば暖簾会)

〇B-1グランプリ第2会場(厚木野球場)

(16)「石巻焼きそば」(石巻茶色い焼きそばアカデミー)
(17)「行田ゼリーフライ」(行田ゼリーフライ研究会)
(18)「府中焼き」(備後府中焼きを広める会)
(19)「浜松餃子」(浜松餃子学会)
(20)「足柄まさカリー 黄金(きん)のポット」(金太郎プロジェクト推進委員会)
(21)「鳥取とうふちくわ膳」(鳥取とうふちくわ総研)
(22)「オホーツク北見塩やきそばき」(オホーツク北見塩やきそば推進協議会)
(23)「あかし玉子焼」(明石名物ひろめ隊)
(24)「高砂にくてん」(高砂にくてん喰わん会)
(25)「奥美濃カレーひっちゃく棒」(奥美濃カレー協同組合)
(26)「小倉発祥焼うどん」(小倉焼うどん研究所)
(27)「青森生姜味噌おでん」(青森おでんの会)
(28)「モロヘイヤ入りすその水ギョーザ」(すそのギョーザ倶楽部)
(29)「姫路おでん」(姫路おでん普及委員会)
(30)「大月おつけだんご」(大月市おつけだんごの会)
(31)「袋井宿「たまごふわふわ」」(袋井市観光協会)
(32)「各務原キムチ鍋」(キムチ日本一の都市研究会)
(33)「三崎まぐろラーメン」(三浦中華料理研究会)
(34)「みしまコロッケ」(みしまコロッケの会)
(35)「黒石つゆやきそば」(やきそばのまち黒石会)
(36)「津山ホルモンうどん」(津山ホルモンうどん研究会)
(37)「北上コロッケ」(北上調理師会)
(38)「めいほう鶏ちゃん」(めいほう鶏ちゃん研究会)
(39)「出雲ぜんざい」(日本ぜんざい学会)
(40)「四日市とんてき」(四日市とんてき協会)
(41)「上州太田焼そば」(上州太田焼そばのれん会)
(42)「久留米やきとり」(久留米焼きとり文化振興会)
(43)「甲府鳥もつ煮」(みなさまの縁をとりもつ隊)
(A)「富士宮やきそば」(富士宮やきそば学会)
(B)「厚木シロコロ・ホルモン」(厚木シロコロ・ホルモン探検隊)
(C)「横手やきそば」(横手やきそば暖簾会)


 前回のコラムで、駄菓子の「さくら棒」をご紹介しました。今回は、その「駄菓子」繋がりということで「~あらゆる世界を見学せよ!~潜入!リアルスコープ(フジテレビ系)」(2010年9月18日(土)23時10分~23時55分放送)を。
「“大人の社会科見学”をコンセプトに、特殊潜入メカ「リアルスコープ」が、『秘密工場・立入禁止区域・謎の施設』など、“あらゆる世界に潜入”し、気になる“人々、モノ、場所”を次々にズームアップ!目には見えない、知られざる真実の姿(データ)を映し出し、丸裸にしマス!(フジテレビHPより引用)」をコンセプトに、毎回、色々な業界の知られざる世界・現場に潜入する「リアルスコープ」。

 今回は「大人気!駄菓子スペシャル」。時代を超えて愛される駄菓子の製造工場に潜入します。
すると・・・そこには驚きの製造方法があったんです。

 それを見学するのは「リアルスコープランド」に集まった「関根麻里さん、上地雄輔さん、ビビる大木さん、コカドケンタロウ(ロッチ)さん、中岡創一(ロッチ)さん」です。
 紹介してくれるのは、世界の真実を暴く案内役、天の声「Mr.リアル」と、アシスタントは中村仁美アナが担当します。

「誰しも子供の頃に大好きだった駄菓子の製造工場とは?」「そして・・・それはどのように作られているのか?」

〇MISSION「国民的駄菓子の製造現場に潜入し、美味しさの魔法を解き明かせ!」

まず、はじめの駄菓子は?

※今回は、製造現場のリポート部分は省略します。(近日中にお伝えします。)

①「モロッコヨーグル」(製造元「サンヨー製菓株式会社」大阪市西成区橘1-12-24)
②「ふ菓子」(製造元「鍵屋製菓有限会社」東京都墨田区錦糸4-8-6)
③「梅ジャム」(製造元「梅の花本舗」東京都荒川区東尾久1-3-11)


 筆者が注目したのは、番組の後半で紹介していた、各駄菓子工場の社長さんが教えてくれた「駄菓子工場オススメ♡100倍おいしく食べる方法」についてです。

※ここからは番組の内容を採録して再構成しています。

〇「モロッコヨーグルの100倍おいしい食べ方」

①約1cmの厚さに切ったフランスパンの上に「モロッコヨーグル」をたっぷり塗ります。

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「~あらゆる世界を見学せよ!~潜入!リアルスコープ(フジテレビ)」(2010年9月18日放送より引用)

②1,100Wのトースターで3分間焼きます。

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「~あらゆる世界を見学せよ!~潜入!リアルスコープ(フジテレビ)」(2010年9月18日放送より引用)

焼きはじめると「モロッコヨーグル」が次第に溶けていきます。

中村アナ「パンにどんどんしみ込んでいきます。」
「ラスクっぽくなる。」

出来あがったのは、その名も「モロッコトースト」。

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「~あらゆる世界を見学せよ!~潜入!リアルスコープ(フジテレビ)」(2010年9月18日放送より引用)

それを食べた出演者は・・・

中村アナ「良い音してますね。」
「サクサクカリカリ。」 
上地さん「これはうまい。」
大木さん「超うまい。」
コカドさん「これはおいしい。」
中村アナ「これ、ちょっと高級なラスクの味がしません?」
上地さん「これ流行るぞ。」

〇「ふ菓子が100倍おいしくなる食べ方」

お皿に「ふ菓子」とカットレモンがのっている。

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「~あらゆる世界を見学せよ!~潜入!リアルスコープ(フジテレビ)」(2010年9月18日放送より引用)

中村アナ「あの~。カットレモンが付いてますよね。そのカットレモンを「ふ菓子」にたっぷりかけてください。」
関根さん「レモンをかけるんですか?」
中村アナ「絞ってたっぷりかけてみてください。」
大木さん「え~っ!?」
中岡さん「僕、唐揚げにレモンをかけない派なんですよ。」
スタッフ「アハハハハハ。」
中村アナ「召し上がってください。」
中岡さん「あっ!何これ何?この味。」
中村アナ「いかがでしょう?・・・おいしいですよね?」
大木さん「おいしいよ。甘さがね・・・ちょっとおとなしくなるというかね。・・・さっぱり。」
上地さん「はちみつレモンみたい。」
関根さん「うん。」

〇「梅ジャムが100倍おいしくなる食べ方」

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「~あらゆる世界を見学せよ!~潜入!リアルスコープ(フジテレビ)」(2010年9月18日放送より引用)

中村アナ「高林社長が考案しました「梅ジャムQ」です。・・・梅肉にきゅうり合いますよね。」
コカドさん「(一口食べて)あっ!おいしい。」
中岡さん「あぁおいしい。落ち着いておいしい。」
関根さん「おいしい。・・・さっぱりしていておいしいですね。これはね。」
コカドさん「ハモとかもおいしいですね。これつけたら。」
一同「あ~っ。」
中村アナ「ハモに梅ジャム良いですね。」
コカドさん「ただ、梅肉に合うもん言ってるだけじゃないですか。」


 駄菓子工場の社長さんが教えてくれた「駄菓子工場オススメ♡100倍おいしく食べる方法」の中で、一度、試してみたいのは「モロッコトースト」ですかね。中村アナが「ちょっと高級なラスク」と例えていたように、ヨーグルト風味のラスクだったら良いかも。調理方法もフランスパンに「モロッコヨーグル」を塗ってオーブンで焼くだけなので、男性でも手軽に出来そうですから。早速、チャレンジしてみたいと思います。
 ここで提案なんですが・・・「サンヨー製菓株式会社」の3代目の若社長さん!!
折角ですから、自社で「モロッコトースト」として開発・商品化して販売したらどうでしょうかね?上地さんも「これ流行るぞ。」と言っていましたし。もしかすると・・・駄菓子業界に革命が起きるかもしれませんよ。




「ヨーグル」

「ヨーグルはヨーグルト風味の駄菓子。

開発・製造元は大阪府西成区のサンヨー製菓。先代社長が、それまでの主力商品だったチョコレート菓子が溶けて売れない夏に向けて、酸味の利いたヨーグルト風味の駄菓子の必要性を思いつき開発したもの。 2004年8月8日に日本テレビ系のテレビ番組「中井正広のブラックバラエティ」で紹介された。
 なお、サンヨー製菓以外にもダイケン製菓所、イトウ製菓などがヨーグルを製造している。

製造方法

 原料にヨーグルト等の発酵乳、乳製品を使っておらず、グラニュー糖とショートニングを同量混ぜ合わせ、そこにヨーグルト風味を出すための香料、酸味料を加え、攪拌器で15分間攪拌したのち、象の足のような独特のケースに入れられ、「あたり」「はずれ」が印刷してあるシール状の蓋をすることで完成する。

モロッコ・フルーツ・ヨーグルについて

〇一個20円で年間1000万個販売されている実績がある製品。
〇「モロッコ~」は、地中海沿岸のヨーグルト(ブルガリア)で有名だが、地中海にちょっとだけかかっているモロッコのイメージを取り入れてみたとのこと。(モロッコのネーミングは先代社長によるもの)
〇卸売り用の箱パッケージに象が描かれているのは、モロッコに象はいないが、ごくたまに南の方から年をとった象が安住の地を求めてやってくるといういわれから採用された。(二代目社長談)
〇卸売りの箱80個のヨーグル(モロッコフルーツヨーグル)のうち当たりは15個入っている。(しかしながらそれ以上に当たりがでやすい。)
〇モロッコヨーグルスーパー80には、あたり・はずれはついていない。(原材料がフルーツヨーグルトと若干異なる)
〇通常の11倍の大きさのヨーグル「ジャンボ・ヨーグル」も存在する。(中身はスーパー80とおなじもの)
〇姉妹品として、青リンゴ風味のモロッコヨーグルりんご村がある。
〇スーパーマーケット向けの商品として、パッケージ包装したヨーグルランドがある。」(「ウィキペディア フリー百科事典」より引用)

「めざましどようび(フジテレビ系)」(2010年9月11日(土)放送)
めざましテレビの名物コーナー「ココ調」(7時12分~7寺23分放送)から

「東京では知られていない地元だけの人気グルメ」

 今回は静岡県にスポットを当てていました。静岡と言えばB級グルメの宝庫として、毎年、開催されている「B-1グランプリ(2006年2月より)」などで「富士宮やきそば」が第1回、第2回大会を連覇するなど、今やその知名度は全国区となっています。(その他にも「静岡おでん」「浜松餃子」などが有名です。)
 そんな中、番組では「東京でも食べたい大人気グルメとは!?」ということで、「ココ調」リポーターの立本信吾アナが調査に向います。

題して「シリーズ 地元だけ人気グルメ~静岡編~」

まずは、都内の街頭で都内在住の静岡県出身者100人に聞いた「地元の大人気グルメ は!?」

若い男性A「清水のもつカレーとか・・・おいしいと思いますよ。」
若い男性B「はんぺんフライだよね。やっぱり。」
若い女性A「さくら棒は定番です。」

静岡県出身者100人に聞いたところ・・・東京で食べたい静岡のグルメは?

1位「さくら棒」
2位「黒はんぺんフライ」
3位「もつカレー」

※都内在住 静岡県出身者100人アンケート

という結果に。

※3位「もつカレー」2位「黒はんぺんフライ」の部分は省略いたします。

〇街頭インタビュー

若い男性C「食べ切れないでお姉ちゃんに半分にして・・・はい。」
女性「うちでも売ってます駄菓子屋だから。」

街頭での「さくら棒」を知っていますか?」という質問に、

東京 「知らない 99%」「知っている 1%」※都内100人アンケート
静岡 「知っている 83%」「知らない 17%」※静岡県内100人アンケート

という結果が。

ということで立本信吾アナが向ったのは静岡県内の駄菓子問屋さん。
「駒形屋」(静岡県三島市東本町1-9-6)

応対してくれたのは、社長の駒形さん。

立本アナ「さくら棒はありますか?」
駒形社長「はい。・・・こちらです。」
立本アナ「あ!?これ!?ながっ!こんなに長いんですか?」

「さくら棒 400円」

N「実は「さくら棒」とはピンク色をした長い麩菓子のことなんです。一体、どれだけ長いのかといいますと・・・。」
立本アナ「80cmあります。・・・いただきます。」

「さくら棒」に噛り付く立本アナ。

立本アナ「中がフワフワなんですよ。非常に軽くてですね。食べたあとに甘さが広がりますね。口の中に。」
N「黒糖を使った一般的な麩菓子と違って、とてもド派手な「さくら棒」。一体、なぜこんな色をしているんでしょうか?」
駒形社長「沖縄からお砂糖(黒糖)が来てたんだけど、戦争でお砂糖が来なくなったということで、それで、白い砂糖で始めたんだけど、あの~(麩菓子の)生地が白なんですよね。それで「白」と「白」じゃ合わないってことでピンク色に染めた・・・。」
N「作り方は生の※グルテンと小麦粉を混ぜたものに着色料を加え、よくこねます。さらに、長細く伸ばした生地を鉄板に敷いて焼き上げること11分。すると細かった生地が、(こんなに)大きく膨らむんです。そして、仕上げに「砂糖蜜」を塗り乾燥させれば出来上がり。ひとつひとつ手作業で作っているんです。」

※「グルテン」

「グルテン(gluten)は、小麦、大麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種。胚乳内の貯蔵タンパク質であるグリアジンとグルテニンを、水分の介在下で反応させると結びついてグルテンとなる。弾性を示すため、グルテン前駆体の2種のタンパク質を含む小麦粉を水でこねるとグルテンが生成され生地に粘りがでる。パン生地などが発酵した時に気泡が残るのも、生地がグルテンによって粘りをもっているためである。
 小麦粉などグルテン前駆体を持つ穀物粉に水を加えてグルテンを生成させ、それを水で洗うと水溶性タンパク質やデンプン粒が流出するので、グルテン塊を分離することができる。」(「ウィキペディア フリー百科事典」より引用)

〇「さくら棒」を製造している「三島食品」伊丹社長

Q「現在、製造している会社は何社あるんでしょうか?」
伊丹社長「3社か4社だと思いますね。・・・将来的にも守っていきたいなという責任感はあります。」
N「そんな「さくら棒」も、今では「メロン味」や「バナナ味」など種類が増え、長さも80cmのものから食べやすいサイズのものまで様々あります。色や形は進化していますが、今も昔も子供達が大好きなお菓子であることに変りありません。」

〇店頭で「さくら棒」を頬張る男の子。

リポーター「こんなにいっぱい食べれる?」
男の子「食べれるよ~!」

N「静岡県民には大人気の「さくら棒」ですが、この味は東京でも受け入れられるのでしょうか?」

〇街頭のカップル

男性「いただきます。(一口食べて)黒糖の麩菓子よりも甘さ控え目って言うか・・・食べやすくておいしいですね。」

〇若い女性の2人組

女性「おもしろい。(お店に)あったら買うな。」

最終的な調査では、

〇「さくら棒」東京でも売れると思う?

「思う 79%」「思わない 21%」※都内100人アンケート

という結果でした。

 すでに成人した私たちにも幼少時代があり、誰もが学校帰りに「駄菓子屋」によっては、夕食が食べれなくて母親に怒られた記憶があると思います。
「文學カヲル三嶋~青春ノ太宰治~」の取材で「三島」に訪れてから、その奥深さを知った筆者でしたが、今回の放送で改めて再認識させられました。
 何度か取材に訪れ「三島通」を自称していた筆者でしたが・・・。知らなかったです。「さくら棒」。
 筆者も幼少の頃は、よく駄菓子屋に行っていました。「麩菓子」のイメージはリポートにもあったように黒糖を使っている短いサイズのものでした。
 「ピンク色」で全長が80cmもある「麩菓子」があるなんて・・・想像もつきませんでした。そのネーミング「さくら棒」も、はじめて聞きましたし表面にコーティングされている「糖蜜」が「黒糖」ではなく「白砂糖」だということも驚きです。

〇駄菓子の定番である「黒糖ふ菓子」について

「「株式会社トーカイフーズ」(岐阜県揖斐郡大野町五之里516-1)」のHPの商品紹介では「菓子麩は、焼麩と黒糖をミックスした、アルカリ食品です。麩の良質な小麦蛋白(グルテン)と、黒糖が持つビタミンB1・ビタミンB2・ミネラル・カルシウムなどが融合し、織りなす味わいは まさに絶品です。黒糖は、素早く消化吸収され、脳のエネルギーになります。体力 ・長寿 ・美容のために、お子様の成長を助ける おやつとして、自信をもって お勧めします。」とあります。
 駄菓子としての「麩菓子」は、「子供の成長を助けるおやつ」という定義から表面に塗るものとして「黒糖」を使用しているのは、そこに要因があるようです。

 今回は、地域限定「伝統の味を受け継ぐお菓子」「さくら棒」について調査してみることにしました。

 放送を観ていて「さくら棒」を製造している伊丹社長の言葉に筆者は興味を惹かれました。インタビューのくだりで「将来的にも守っていきたいなという責任感はあります。」と言っておられた、この言葉。
 早速、電話取材という形ではありましたが、その疑問を直接ぶつけてみました。突然の取材にも伊丹社長は快く応じてくださいました。

〇「責任感はあります。」そこには知られざる意外な秘話があったのです。

※ここからは、筆者が伊丹社長に直接取材した内容を再構成しています。

筆者「放送で言われていた「将来的にも守っていきたいなという責任感はあります。」についてですが・・・。」

伊丹社長「そのことですか・・・。」

話は・・・およそ15年前に戻ります。

 伊丹社長が経営されている「「三島食品(株)」(三島市南二日町27-38)」は、市内でも有名な製麺会社でした。
 しかし、当時「バブル崩壊(1990年以降)」の煽りを受け景気が低迷、年々、販売量が減少し売り上げは横ばい状態でした。(商品の販売価格が下がり、原材料などの製造コストが上がるなど利益幅が減少しているジリ貧状態でした。)
 「このままでは「製麺」専業での事業の継続は難しい。」先行きに不安を抱えたまま新たな事業展開について考え倦(あぐ)ねる日々を過ごしていたそうです。

そんな中、

 富士宮市(県東部地区)にあった「さくら棒」を製造していた老舗A製麩所のご主人が体調を崩して製造を中止するみたいだ。」ということを知人から聞くのです。
 その話を聞いたとき、伊丹社長の心の中に「何か分からない。」が惹き付けられるものを感じたそうです。
 元々、伊丹社長の出身地が同じ富士市(富士宮市とは隣接)ということもあり、天命に導かれるように製麩所のご主人に事業を引き継がせていただくよう交渉に赴きます。
 その話を聞いたご主人は、伊丹社長が①「「麩菓子」の製造に関しては初心者であること。」②「製造に関して技術的に難しいこと。」などを説明されたそうです。
 この話を聞いた奥様も、同じ粉ものを使った商品であるにせよ、製造に必要な機械や技術習得など沢山の課題があるなどの理由から反対されたそうです。
 それでも伊丹社長は諦めませんでした。何度か交渉するうちに製麩所のご主人も伊丹社長の熱意と数奇な巡り合わせを感じ最終的には事業継承を承諾し製造に必要な機械一式を安価で譲ってくれたのです。
 いよいよ「麩菓子」の製造となる訳ですが、ここからが試行錯誤の連続だったそうです。
製造に関する技術については、ひと通り取得したのですが、いざ、製品を作ってみると製麩所のご主人のものと自分のものには明らかに違いがありました。
 何度も試作を重ねるうち、ご自身で納得できるものが出来たときは、正直、嬉しかったそうです。

伊丹社長曰く「丁度、「本業の事業継続への不安」と「麩菓子製造の技術継承」が同じ時期だったということは、やはり天命だったんじゃないでしょうか。当時は、本当に何かの力に導かれるように、がむしゃらでしたからね。私の体力が続く限りは、この伝統を守っていきたいと思っています。」

 今も「さくら棒」という名称は変りませんが、現在では10種類(「さくら棒」「メロン」「バナナ」「イチゴ」「チョコ」「コーヒー」「ココア」「抹茶」「ミカン」「ぶどう」など)のバリエーションに増えました。
 基本的には、「さくら棒」と同じく元となる生地に、それぞれのイメージカラーを出す為に、着色料を入れ棒の麩菓子として作ったあと、表面に塗る「糖蜜」に、それぞれのフレーバーを混ぜ合わせたものを塗ってから乾燥させて仕上げているのだそうです。

〇「さくら棒」の製造工程(「めざましどようび」の画像から引用)

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「グルテンと小麦粉を混ぜ合わせます。」(「めざましどようび」2010年9月11日(土)放送から引用)

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「着色料を加え、さらによくこねます。」(「めざましどようび」2010年9月11日(土)放送から引用)

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「出来上がったものを切ります。」(「めざましどようび」2010年9月11日(土)放送から引用)

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「生地を鉄板に敷き11分焼きます。」(「めざましどようび」2010年9月11日(土)放送から引用)

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「さくら棒が焼き上がったところ。」(「めざましどようび」2010年9月11日(土)放送から引用)

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「砂糖蜜を塗って乾燥させます。」(「めざましどようび」2010年9月11日(土)放送から引用)


 よくテレビ番組でも紹介されますが、それぞれの地域に根ざした伝統的な食や工芸など修練を積まなければ技術習得や継承ができないものが沢山あります。そのような伝統技術は、それを伝える者と継承する者がいなければ途絶えてしまいます。
 今回のように、いわば天命に導かれて伝統技術を継承した伊丹社長のようなケースは、全国には、まだまだ沢山あると思います。
 
 最後に県民に親しまれている伝統の味「さくら棒」の起源について・・・「はたして最初に製造したのは、一体、誰なのか?」という疑問が残りますよね。
 一説には「「さくら棒」のロングサイズを、はじめて製造したのは「栗山製麩所(掛川市横須賀926番地)」ではないかと言われています。
 その誕生のきっかけになったのは、栗山さんが「何か珍しいお麩のお菓子はないものか」と試行錯誤した結果、現在のロングサイズの「さくら棒」が誕生しました。」とあります。

そこのところを伊丹社長にお聞きしたところ・・・

伊丹社長「私がA製麩所から「さくら棒」の技術を継承したのは、約15年前のこと。いわば、この業界では若輩者ですので詳しいことは分かりません。」とのこと。

今回、快く取材に応じていただいた伊丹社長に感謝いたします。

 これは余談になりますが、ご自身、日頃の健康管理にジョギングを日課にされているそうで県内の主なマラソン大会にも数多く出場されているそうです。
 機会があれば「さくら棒」の製造工程を取材させていただけるということなので、筆者も楽しみにしております。これからもご健康で伝統の味を作り続けていただきたいと思います。



資料

〇県内で製造している企業(確認できたところ)

①「佐藤製麩所」(浜松市西区舞阪町舞阪224)商品名「さくら棒」
②「栗山製麩所」(掛川市横須賀926番地)商品名「おいしん棒」「大吉茶ばしら」
③「麩屋久商店」(掛川市十九首18)
④「関根麩店」(静岡市葵区通車町3-12)商品名「焼麩ー桜ぼく」
⑤「三島食品(株)」(三島市南二日町27-38)商品名「さくら棒」(抹茶、チョコ、さくら、バナナ、みかん、ブドウ、メロン、いちご)

〇「静岡県外の長い「ふ菓子」(一例)」

「鬼の金棒」(「麩美商店」(岐阜県不破郡垂井町表佐1701))
「弁慶棒」(「栄山堂」(京都市東山区清水2丁目)
「福福棒(ふくふくぼう)」(「銭屋(ぜにや)」(伊勢市宇治中之切町おかげ横丁内)
「元祖 日本一長~い黒糖ふ菓子」(「松陸製菓」(埼玉県川越市元町2-11-6)

〇「静岡県外の短い「ふ菓子」(一例)」

「黒糖ふ菓子 ふーちゃん」(「敷島産業(株)」(岐阜県本巣市身延1339-2))
「黒糖味ふ菓子」(「(株)トーカイフーズ」(岐阜県揖斐郡大野町五之里516-1))
「黒糖ふ菓子」(「ローヤル製菓(株)」(岐阜県羽島郡岐南岐阜県羽島郡町平島6丁目103))
「たえちゃん」(「麩屋藤商店」(愛知県岡崎市柱1丁目6-7))
「黒砂糖ふ菓子」(「(株)やおきん」(東京都墨田区横川5-3-2 ))
「鍵屋のふ菓子」(「鍵屋製菓(有)」(東京都墨田区錦糸4-8-6))


「秘密のケンミンSHOW(毎週木曜日、21時00分~54分放送)」2010年5月6日(木)の放送でのこと。番組後半の「ローカルビジネスサテライト」のコーナーで「とんとん拍子で大ブレイク!岡山グルメ界のニューフェイス」で「豚蒲重」が紹介されていました。

〇街角でのインタビュー

男性A「うまいです! ハマリます!」
男性B「店の前通ると・・・つい入りたくなる。」
男性C「なんとも言えない良い匂いが・・・プ~ンと来て。」
女性A「すごい発想だと思いますね。」
男性D「ボリューム満点です。お腹一杯になります。「食ったぞ!」という感じです。」

ランチ時には、お店の外まで長蛇の列ができる程の人気ぶり。そのお客さんたちのお目当てが・・・岡山グルメ界のニューフェイスとして注目されている「豚蒲重」。

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「秘密のケンミンSHOW」(2010年5月6日放送より引用)

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「秘密のケンミンSHOW」(2010年5月6日放送より引用)

そして、その「豚蒲重」を提供しているお店が「豚蒲焼専門店 かばくろ」

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「秘密のケンミンSHOW」(2010年5月6日放送より引用)

住所、岡山県岡山市南区大福134
営業時間、11:00~20:00
人気メニュー
豚蒲重 500円
豚蒲重(上)700円
豚蒲重定食 700円

※ここには以前「かぶき御免「真栄田」(まえだ)」(岡山市表町)の系列店「沖縄的食堂 ちゃちゃぶー 大福店」(岡山県岡山市南区大福134)が営業していました。2010年2月、新たに「豚蒲焼専門店 かばくろ」として開店したものです。

〇「豚蒲重」誕生のルーツとは!?

その注目すべき「豚蒲重」のルーツは・・・ご主人の前田泰宏さんが経営する岡山市内の割烹料理店「かぶき御免 真栄田(まえだ)」にありました。

「かぶき御免 真栄田(まえだ)」
住所、岡山県岡山市表町1-2-30
営業時間、ランチ営業(11:30~14:30)、17:30~22:00

※お店のHPには「5月中旬より、豚蒲焼地方発送致します。近日公開」との記載があります。

ランチタイムメニューとして評判だった「豚かば焼き丼」を「もっと多くの人たちに手軽に食べてもらいたい。」という想いから誕生したものでした。
 今回、ランチタイムのみで提供していた「豚かば焼き丼(600円)」「豚のかば焼き丼定食(800円)」が大好評だったことから「沖縄的食堂 ちゃちゃぶー 大福店」(岡山県岡山市南区大福134)を「豚蒲焼専門店 かばくろ」としてリニューアルしてのオープンだったようです。
 もちろん「かぶき御免 真栄田」には「うな重(並)1,200円」などのメニューも充実しています。
 まさに「豚蒲重」は、豚肉をウナギのように「蒲焼き」にしてしまった新発想のお重だったのです。そのウナギさながらの香りも手伝って、その美味しさがクチコミで広まり幅広い世代から支持されるようになりました。
 
女性B「ウナギでしょ!これは!!」

しかし、なぜ豚肉を「蒲焼き」に? ご主人にお話を伺ってみると・・・

前田さん「やっぱり。ウナギの味って、みんな好きなんで、それを安く提供できるように豚肉でお店を作りました。ウナギと見間違えていただける方が、結構、多くいらっしゃるんで、それは、もう、僕の狙い通りという事で・・・。」

主役となるのは・・・やはり「豚バラ肉」。これを厚めにスライスしたら、それをさらに中央から切れ目を入れます。

前田さん「開いて焼くのが蒲焼きだからです。」

ヒットの法則①「あくまでも蒲焼き」

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「秘密のケンミンSHOW」(2010年5月6日放送より引用)

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「秘密のケンミンSHOW」(2010年5月6日放送より引用)

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「秘密のケンミンSHOW」(2010年5月6日放送より引用)

ウナギの白焼きのように余分な脂を落とします。

ヒットの法則②「ウナギの骨で旨味をプラス」

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「秘密のケンミンSHOW」(2010年5月6日放送より引用)

醤油ベースの甘辛タレに焼いたウナギの骨をプラスしてウナギの風味を引き出しているようです。

男性E「食感も本当プリプリですね。表面の皮が香ばしくて・・・。」
女性C「焼いたウナギの皮みたいなのが、豚肉の表面でも同じように調理されていて・・・ウナギ!?って本当に思いました!」
男性F「炙ってるから脂も落ちてる。どっちかというとアッサリ系で・・・おいしいですよ!」
女性D「一週間に2回ぐらいは食べても・・・どうってことないと思う。・・・食べれると思いますよ。」

2010年2月に「豚蒲焼の専門店」として開店してから、僅か3ヶ月ながら、毎日、およそ100人前、多い日には150人前以上の売り上げがあるといいます。

N「さらに、ご主人曰く、豚蒲重のスピンオフプロジェクトが密かに進行中とのこと。」

前田さん「豚蒲重は無限の可能性を秘めていますので・・・。」

N「あの名古屋名物「ひつまぶし」からインスパイヤーされ「豚蒲重」を細かく切って盛りつけた「ひつまぶし」ならぬ「ひつま豚」を試作中とのことです。岡山名物「黄にら」をのせ新名物として登場する日も近いことでしょう。」

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「秘密のケンミンSHOW」(2010年5月6日放送より引用)

 今回、全国ネットで放送中の「秘密のケンミンSHOW(日本テレビ系)」で、紹介されたことから、一気にブレイクするのではないでしょうか。
 ご主人の発想もさることながら「豚蒲重」ヒットの背景には、岡山県民の「蒲焼き」を容易に受け入れる土壌があったようです。
 それは、岡山県(備前)は江戸の昔からウナギの産地として有名で、特に児島湾産の「アオ鰻」は「備前のアオ鰻」として古くから高級食材として上方(関西)で好まれていたようです。
 その特徴として干潟に生息している「穴蝦蛄(アナジャコ)」を主食とし、その身は脂が乗っているにもかかわらず癖のない味わいで高級天然鰻として有名だったようです。
 ですから鰻の産地として、当然のごとく「蒲焼き」という調理方法が地元の人たちに定着していたわけです。

〇「青江のアオ(青江うなぎ)(アオウナギ)」

「資料①『岡山県大百科事典 上』によれば、青江うなぎとは、岡山市の米倉川下流で獲れるウナギのこととある。岡山市青江付近で獲れるというのではなく、旧藩時代からこの一体のウナギの漁業権が青江の漁民にあったことから、この名が付いたと説明がある。また、八浜ウナギなども、「備前ウナギ」の最良品とされてきたが、なかでも頭が小さく腹が豊かで、緑がかった青い背のものが味がよいとされ、青江のものは「青江のアオ」と呼ばれて業者間でも最上品とされた。」

「資料②『岡山の味風土記』には、日本一の岡山のウナギ「青江鰻」が最上品である理由や日本一を決めた品評会の話、岡山県令であった高崎五六が全国に広めた話など青江うなぎに関する様々な話を載せている。」

「資料③~⑤の本山荻舟の著書にも青江うなぎのことが昔から大阪の市場で幅をきかせた上級品として紹介されている。」

資料①「岡山県大百科事典編集委員会、山陽新聞出版局企画編集『岡山県大百科事典 上巻』山陽新聞社,昭和54年,参照はp29」
資料②「岡長平著『岡山の味風土記』日本文教出版,昭和61年,参照はp62-82」
資料③「本山荻舟著『飲食辞典』平凡社,昭和33年,参照はp57-61」
資料④「本山荻舟著『日本食養道』実業之日本社,昭和13年,参照はp353-362」
資料⑤「本山荻舟著『飲食日本史』青蛙房,昭和31年,参照はp241-245」

※(「国立国会図書館ウェブサイト、「レファレンス協同データベース」より引用)

 現在、この「豚蒲重」という商品は、岡山県内(特にお店のある岡山市内)だけの局地的なヒットに留まっていますが、近い将来、全国的なヒット商品になる要素は多分にあると思います。
 それは、和食のなかで「ウナギの蒲焼き」は定番商品として人気があり、昔からの風習で「土用の丑の日」には、好んで食されスタミナ源としても認知度は高いからです。
 しかし、「ウナギの蒲焼」は、今でこそ外国産の安い商品もありますが、それでも国内産の商品は高価で、今のように節約志向の消費者からしてみると高嶺の花ということになります。
 また、ウナギのような淡水魚の独特な風味が苦手な方も多く、家庭の食卓では、調理が簡単な「豚の蒲焼き」の方が好まれるかもしれません。
 ですから・・・もしかすると「土用の丑の日」に「ウナギの蒲焼き」ならぬ「豚の蒲焼き」が、新たな商品として登場してくるかもしれません。
 近い将来、スーパーマーケットの店頭に豚バラ肉をウナギの蒲焼きと同じ厚さにカットして串打ちした「豚の蒲焼き」が登場しているかも!?

 栄養面でも「ウナギ」と「豚肉」には共通するものがあります。豚肉に含まれる「ビタミンB1」をはじめ、その他のビタミン類は疲労回復に良いといわれています。ウナギの栄養素の「DHA(ドコサヘキサエン酸)」「EPA(エイコサペンタエン酸)」「ビタミンA」「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンE」も、また疲労回復に良いとされています。
 
 今回、局地的トレンドとして紹介されたことにより、思わぬビジネスチャンスが到来する可能性もあります。コンビニやスーパーなど販売商品に閉塞感がある現況では、展開次第では、もしかすると思わぬ救世主になるかも?
 現在のコンビニやスーパーなどのお弁当商品は、男性客用のボリュームのあるスタミナ満点の商品に関しては充実しています。
 しかし、男性客向けのスタミナがありそうなメニューでは、女性としては量やカロリーなど気になる点があります。この「豚蒲焼き」を使ったお弁当でしたら量やカロリーに抵抗のある女性にも受け入れられるかも?担当者の方々、お弁当の商品化よろしくお願いします。

 最後に、ご家庭でも手軽に調理できる調味料がありますので、ご紹介します。
ウナギの蒲焼きみたいに「串打ち」して調理することは中々できませんが、手軽に調理して「蒲焼き風」を味わってみてください。

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日本食研「豚バラ蒲焼丼のたれ 210g」

※このコラムは「秘密のケンミンSHOW(日本テレビ系)」で放送された内容をもとに再構成しています。また、日本古来の伝統料理「ウナギの蒲焼き」を否定しているものではありません。


2010.01.01 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。

本年も「深夜番組愛好家の独り言」をよろしくお願いいたします。

本年もみなさまにとって良い年でありますように!!
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